中野区主催の「平和の集い2015 ~戦後70年 改めて平和を思う~ 」に参加をしました。

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 今日は 中野区主催の「平和の集い2015 ~戦後70年 改めて平和を思う~ 」に参加。
 
 プログラムは
1.講演「落語の禁止された時代があった、近演落語53種とは」(講師 落語家 立川談之助氏)
2.落語「これが禁演落語だった、実演・禁演落語」(落語 立川談之助氏による『目薬』)
3.映画「夏の祈り」(長崎の被爆高齢者のための特別養護老人ホーム「恵の丘長崎原爆ホーム」のドキュメンタリー映画)
 でした。

 特に1つ目の禁演落語についての講演は初めて知る話がたくさんありました。
 日本が第二次世界大戦に突入していく時期。浪曲や講談は『激戦二百三高地』や『肉弾(爆弾)三勇士』などの戦争を鼓舞する演目がある一方で、泥棒、けち、酔っ払い、間男などバカバカしい演目しかない落語や軽演劇は禁止や(警察の臨検により途中での)中止の対象とされました。唯一、上官にいじめられる新兵を描いた『戦争落語』もその人気の高さから禁止はされなかったが反戦の気持ちが込められたこの落語も軍や警察には歓迎されなかったそうです。
 また、歌舞伎役者などはあまり兵役の対象とならなかった一方で、わずかに残っていた落語家30人は高齢者等を除き17人が徴兵されて、しかも全員南方の激戦地に送られたとのこと。(結果的に落語家の兵隊はまじめでないので全員生き残ったとの話ではありましたが)
 日本人の魂を揺さぶることや、鼓舞することに繋がらず、バカバカしい話をして笑わせる落語。笑いは仲が良くなることはあっても、「鬼畜米英」への敵意に繋がるものではない。
 こうした中、日に日に落語への風当たりが悪くなる中で、落語家が集まって戦時下に相応しくない53種の落語を禁演落語として封印をすることにしたそうです。
 しかし、この53種というのはふさわしくない落語を挙げていって53を厳選したのではなく、「ゴミ」にかけて53を選んだとの説が有力だとのこと。また、この53種も実際に戦時下の風紀を乱す恐れのあると思われるものも含めつつもその中には、面白味がなく不人気で長年使われていなかった落語も含めての53を選んだとのことです。選ぶ側はさらに洒落を聞かせて53の禁演落語について仏式・神式の葬儀を上げ、そのリストを軍部に提出をしこの53以外の落語については戦時下でも行えるように許可を取ったのだとか。

 「笑いは仲が良くなってしまって困る」という当時の状況を想像した時、これからの世界平和について「笑い」をキーワードにした平和への貢献活動といったものもあるのではないかと気づかされました。

 そして映画については、有名な原爆関係の写真として長崎の原爆について大変有名な背中が真っ赤に一面焼けただれてしまってうつ伏せになっている少年の写真がありますが、この写真に写っているご本人がこの映画「夏の祈り」に出演をされていました。その他にも被ばくによる後遺症を抱える方々の高齢化後のその状況についていろいろと知ることができました。
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by wishizaka | 2015-07-25 23:50 | 議会外の活動 | Trackback
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