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議会のことを知ろう  【無所属】

 今日は「(議会内の)無所属」です。

 市区町村・都道府県によっては、1人会派が認められていますが、衆議院や参議院、そして中野区議会では一人会派は認められていません。そのため、一緒に会派を組む人がいない場合は、その議員は政党の議員だったとしても「無所属(=無会派)」(参議院の場合は「各派に属しない議員」という。)ということになります。(例えば、衆議院の鈴木宗男議員は新党大地に所属していますが、新党大地は衆議院に他に議員がおらず、一緒に会派を組む議員もいないため、無所属となっています。中野区では生活者ネットや国民新党の議員が区議会内では無所属となっています。《ちなみに、政党には所属をしていない田中真紀子衆院議員は「国民新党・そうぞう・無所属の会」二所属をしているため、無所属という扱いにはならなりません。》)
無所属議員の場合は、所属委員会、委員長・副委員長などのポスト決定において不利であったり、会議で発言・質問できる時間長さが短かったりします。

 中野区において無所属議員の場合、本会議での一般質問は、15分(質問を話す時間、区長や職員の答弁の時間、自分の議席から演壇までの移動時間を含むため、自分がしゃべれるのは実質9分)しかないということになります。
また、委員会の決定も、各政党の議員が委員会を選んだあとの、残りの議席を分け合うことになります。

 中野区議会では2007年7月3日現在、無所属議員は6人います。
by wishizaka | 2007-06-20 21:40 | その他
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