カテゴリ:議会内の活動(質問など)( 78 )

中野区議会だより 248号(29年第1回定例会) が発行されました。


 29年第1回定例会の区議会だよりが発行されました。

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 (1)質問・質疑
 区議会便りに掲載された一般質問および総括質疑の概要は以下の写真の通りです。

①一般質問
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②予算総括質疑
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(2)討論
 今回は予算に関連する討論と、意見書に関する討論を行いました。

 なお、「討論」というと一般的には、諸手を挙げて強力に賛成あるいは反対をしていて、相対する勢力の相手(同僚議員)を説得したり、議論でねじ伏せるイメージが持たれがちです。しかし、議会においては、自らが賛成・反対する理由を述べたり、行政側に注文を付ける場合、賛成・反対はするが全面的な賛成・反対ではなく留保をつける際などに多く用いられます。

 今回の定例議会の討論の概要は以下の通りです。(これは討論時の手元原稿であり、口述筆記や正式な議事録に記録される内容ではありません。)

①予算についての討論 ( 介護保険特別会計 および 一般会計に関する賛成討論 )

 第5号議案平成29年度中野区一般会計予算及び、第9号議案平成29年度中野区介護保険特別会計予算について賛成の立場で討論をいたします。

 まず、介護予防・日常生活支援総合事業などの地域包括ケアを含めた介護保険特別会計についてです。
 介護保険会計の予算規模は219億1300万円で、前年度比2億円の増となっています。歳入では介護保険料収入が95,32万円の増、一般会計からの繰入金が7984万円の増となっています。歳出では新制度の開始にあたり保険給付費の事業から介護予防・日常生活支援総合事業を含む地域支援事業費に移るものがあり、保険給付費が9億5845万円の減、その金額を上回る形で地域支援事業費が10億7575万円の増となっています。そして、介護給付費準備基金積立金の積立額が前年度比2073万円増の2億4751万円で、とりくずしは0円、年度末残高は25億2058万円です。
歳入の増の多くが地域支援事業に使われ、また基金の積み立てにも回されています。
介護予防等を含む地域支援事業をしっかりと行うことで、保険給付費の伸びを抑えていくこと。また将来の受給者増に備えた基金への積立を着実に行うことが期待されます。
なお、介護予防・日常生活支援事業については、新しい部署が28年4月に立ち上がり、地域包括ケアの仕組みづくりにかけられる1年間しかない中、心配もしていましたが、29年度は区の実態を踏まえた認知症対策や介護予防の制度がスタートすること、今後もさらなる改善が見込めることを評価します。
また、新規事業として基準緩和型訪問サービスに関連して、276万円を計上している介護人材の確保・育成のための研修などが始まりますが、これまでも行われていた研修等を含め、しっかりと利用する人やその家族が安心できる地域包括ケアを担う人材の育成が進められるよう要望します。

 次に、一般会計予算についてです。
予算を性質別でみると、扶助費が12.3%、金額にして43億72,37万円の増加となっています。少子高齢社会においてこうした福祉に関係する義務的な経費は今後も増加が見込まれます。
 
こうした中で、歳入の確保や、社会的なひずみを極力もたらさない形での歳出の削減による財源の確保が重要となります。
歳入については区税の収入率のさらなる向上が掲げられていることに期待をしています。そして、歳出の削減についてです。ここ数年は毎年、月45時間を超える超過勤務をした職員数がのべ300人超、月100時間を超える超過勤務をした職員の数がのべ30人超で推移をしていて、これを減らすことが求められます。29年度については、一般会計分の人件費を見ますと一般職の職員は28年度の1894人から29年度は1937人へと増える一方で、時間外勤務手当は前年比1307万円の減の5億4千万円余となっていることを評価します。業務の効率化や整理により超過勤務を減らし、時間外勤務手当のさらなる削減を期待します。
 
 そして、歳出です。
 第一に、子どに関する人材の確保、基盤の整備として、
新たな保育士等人材確保事業、スクールソーシャルワーカーの増員、私立幼稚園の特別支援教育補助として障碍児の対応をする職員を確保するための経費の補助、児童相談所設置に向けた心理職職員の採用、就学前の障碍児への巡回指導等の体制強化、病児保育の開始などを高く評価します。
とりわけ幼児期の特別支援教育については私立幼稚園でも特別な支援を必要とする子どもに対して介助を行う職員の加配ができる金額の補助が実現したことは大きな前進であると思います。
 第二に災害対策でのまちづくりと二次避難所に関する点です。
 特に中野区は建物倒壊危険度よりも延焼危険度が高い地域が多く、木造密集地の建物の不燃化や道路の拡幅が急務です。29年度の予算では木造住宅密集地域整備や不燃化促進事業などを含め、まちづくり事業費が約2億5千万円増え、6億9308万円となりました。
 職員が足しげく建物の所有者のもとに足を運び、説明を重ねて同意を得るという方法で道路の拡幅や建築物の不燃化が進展することを評価します。29年度は事業を着実に進めるとともに、計画的に火災に強い中野の街づくりを進めるための全区的な計画の作成も期待します。

 また、災害弱者・災害時要援護者について、これまで水・食糧等の備蓄物資が配備されていなかった二次避難所10か所に備蓄物資の配備がされることを評価します。今回は高齢者向けの二次避難所への備蓄ですが、翌年度以降に障碍者や乳幼児向けの二次避難所の備蓄が進められるよう29年度中に検討を進めていただき、その年齢や障害の特徴も配慮した備蓄がされるよう要望をしたいと思います。

 なお、課題としては、保育所や福祉施設を予算を付けるだけでなく、誘致のための工夫などもしながら増やしていくことや、精神障碍者に対する福祉手当の支給の開始について検討を急いでいただきたいと思います。

 そして、最後になりますが、区がどんなによかれと思って素晴らしいものを作ろうとしても、新たなものができること、従来のものがなくなること、しくみが変わることについて、不安を感じる人がいます。こうした中で、憶測や不正確な情報が広まってしまったり、区に対する懐疑的なムードが広がってしまったりすることがあります。しっかりと区民の声を聴き、丁寧な説明責任を果たしていただけるよう要望します。

 こうした課題も指摘したうえで、先に述べたような評価すべき点から、第5号議案平成29年度中野区一般会計予算及び、第9号議案平成29年度中野区介護保険特別会計予算についての賛成討論といたします。



②「テロ等準備罪の新設中止を求める意見書」に対する討論(意見書に対する反対討論)

 このたびの「テロ等準備罪の新設中止を求める意見書」について、「新設の中止を求める」という主旨は理解できるものの、その理由として示されている考え方などについて同意しかねる部分があります。よって、本意見書に反対の立場からの討論をいたします。

 本意見書には犯罪の既遂ではない、未遂・予備・陰謀を取り締まることは思想・良心の自由に反する旨の記載があります。
 しかし、現行の刑法においても、内乱、外患及び私戦の各予備・陰謀罪が定められており、殺人・身代金目的略取等・強盗及び放火の各予備罪・凶器準備集合罪等、重大な犯罪について、陰謀罪、共謀罪、予備罪、準備罪などの規定が設けられており、それが即、思想・良心の自由を定めた憲法に反するものとはみなされていません。

 たとえば、既存の法律では一例として、
刑法第81条で「外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する。」
第82条で「日本国に対して外国から武力の行使があったときに、これに加担して、その軍務に服し、その他これに軍事上の利益を与えた者は、死刑又は無期若しくは2年以上の懲役に処する」との規定があり、
さらに、第87条と第88条でこれらの犯罪について「未遂」や「予備」や「陰謀」も罰するとしています。
また、刑法で定める、「予備罪」や「陰謀罪」については、第93条「外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備又は陰謀をした者」に対する「禁錮刑」を定めており、2014年に実際に適用された例があります。

 テロ等準備罪をめぐっては、テロに関する組織的な犯罪集団の明確な定義がないままにテロ等準備罪を設けること、「テロ等準備罪」の捜査手法に将来的な通信傍受や監視型捜査の拡大についての歯止めをかけていないこと、無差別殺人や大量殺人と直接的な関係のない犯罪にまで拡大する余地のあるものであること、などについて問題があると思われ、先般閣議決定されたような形でのテロ等準備罪の新設については行うべきではないと考えます。

 しかし、本意見書では、「既存の法律の適用で対応可能」というくだりもありつつも、未遂・予備・陰謀を取り締まることが思想・良心の自由に反する旨の記載もあります。

 国民の自由と安全の双方を追求する見地から、慎重かつ十分な検討を行ったうえで、テロを含む重大犯罪に関して既存の刑法を適用して未遂・予備・陰謀を取り締まる場合についてまで、憲法の定める思想・良心の自由という考え方に反するものと読み取れかねない本意見書については賛成いたしかねるものです。
以上の理由から、反対の討論といたします。


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by wishizaka | 2017-04-26 00:51 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

中野区議会日華議連の訪問団での台湾訪問 

 報告が遅くなりましたが、一昨昨日、台湾から帰国しました。今回は超党派の中野区議会日華議連の訪問団8名の一員としての訪問でした。
 
(1)最初は、台北市万華区役所にて、台北市民生局副局長吳坤宏さん、台北市万華区長の黄國彦さん、そして、台北市万華区の管理職のみなさんと、中野区議会の日華議連の訪問団8名とで懇談。
 台湾の女性の管理職の比率の高さ(万華区も女性管理職の比率が高い)や、街がきれいでゴミが落ちていないことなどが話題に上りました。
また、私からは
「日本ではあまり見かけないが、万華区でホームレスの方で車いすを利用している人の姿を見かける(ホームレスの人が車いすの給付を受けていると思われる)」点について触れました。
 区長からは「ホームレスの人を私たちは『街の友達』と呼んでいる。台湾の人はホームレスの人に対する暖かい感情をもって接している。そして、昔からの課題であり対応はしてきているが、未だに解決には時間がかかっている。龍山寺の公園に集まっているホームレスの人の数は約200人。特に柯台北市長はホームレスのことを政策課題として重大視している。市役所の付近に支援センターがあり、市民から寄付されたものを配布したりしている。
 なお、ホームレスの人にお願いをして、昼間にそこ(公園)で昼寝をしないようにお願いをしている。一方で、夜寝るところがない人はそこ(公園)で寝ることも良しとしている。
 また、公園の徹底的な清潔な環境づくりをしている。」
とのことでした。

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(2)亜東関係協会(日本との間に国交がないため形式的には非政府機関であるものの、実質的には国交のない国に対する中華民国の外交機関)にて、中華民国外交部アジア局長でもある張淑玲さんと中野区議会の日華議連の訪問団8名とで面会。主に中野と台湾との観光客の行き来について意見交換。

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(3)彰化市では邱建富市長や市職員・市民代表(市議会議員)と懇談
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(4)なお、台北市と彰華市の移動で使った新幹線では車いすのスペースが大きく取られていたことが、印象的でした。
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by wishizaka | 2017-04-22 18:32 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

11月28日(月)午後、石坂わたるが一般質問を行います

本日11月24日、本年の中野区議会 第4回定例会がスタートします。本日から平日3日間は、本会議にて一般質問が行なわれます。

石坂わたるの本会議 一般質問日は、11月28日(月)で、その日の6番手として登壇します。

石坂よりも前に登壇する方々の質問時間に左右されるのですが、石坂の質問時間は、現時点で午後2時台後半から午後3時台にかけてが予想されます(傍聴時は、時間に余裕を持って、お越しください)。

石坂の一般質問予定項目は以下の通りです。

1.防災について
(1)飲用・生活用水について
(2)避難行動要支援者等の災害弱者について
(3)その他

2.障がい者の差別解消と、障害者対応要領・ユニバーサルデザイン推進・バリアフリーについて
(1)障害者対応要領及びユニバーサルデザイン推進条例・推進計画、バリアフリー基本構想について
(2)障がい者の雇用や仕事の創出について
(3)その他

3.その他

平日の昼間ではありますが、どなたでも傍聴可能ですので、一人でも多くのみなさんに、応援を兼ねて傍聴にお越しいただけますと幸いです。

中野駅北口から徒歩数分のところに中野区役所本庁舎があり、本庁舎3階からの渡り廊下で議会棟に入れます。議会棟3階にて傍聴手続の上、議会棟5階の傍聴席へお越しいただければと思います。

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by wishizaka | 2016-11-24 12:10 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

9月23日(金)お昼前後、石坂わたるが決算特別委員会で総括質疑を行ないます

9月23日(金)石坂わたるが、中野区議会 決算特別委員会で総括質疑を行ないます。

石坂はこの日の4番手で総括質疑を行ないます。石坂よりも前に登壇する方々の質問時間に左右されるのですが、石坂の質問時間は、現時点で、午前11時半頃から午後1時台にかけてが予想されます(傍聴時は、時間に余裕を持って、お越しください)。

石坂の総括質疑予定項目は以下の通りです。

1.区職員の育成について
(1)女性職員について
(2)技術系職員について
(3)その他

2.HIV・AIDSおよびその他の性感染症について
(1)検査と予防啓発について
(2)免疫機能障がいと、障害者差別解消法の適用やQOLの向上について
(3)その他

3.その他

平日の昼間ではありますが、どなたでも傍聴可能ですので、一人でも多くのみなさんに、応援を兼ねて傍聴にお越しいただけますと幸いです。中野駅北口から徒歩数分のところに中野区役所本庁舎があり、本庁舎3階からの渡り廊下で議会棟に入れます。議会棟3階で傍聴手続の上で、議会棟4階の第1・第2委員会室へお越しください。

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by wishizaka | 2016-09-16 11:26 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

石坂わたる 一般質問の模様がJ:COM中野で三回放映されます

石坂わたるが昨日9月13日に行ないました一般質問の模様が、J:COM中野のJ:COMチャンネル(中野地域では地デジ11ch)で放映されます。

放映日は

9月18日(日)午後7時~午後7時45分
9月21日(水)午後6時~午後6時45分
9月24日(土)午後5時~午後5時45分

です(いずれの日も、自由民主党の若林しげお議員と一緒の放映枠です)。
なお、放映日全体につきましては、こちらの区議会公式サイトをご参照ください。
http://kugikai-nakano.jp/tv.html?id=361

視聴可能環境の方はぜひ、一般質問の模様をご覧いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。
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by wishizaka | 2016-09-14 20:34 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

9月13日(火)午後4時10分頃から15分間ほど、石坂わたるが中野区議会 本会議にて一般質問を行います

今日9月13日(火)午後4時10分頃から15分間ほど、石坂わたるが中野区議会 本会議にて一般質問を行います。

石坂の一般質問予定項目は以下の通りです。

1.オリンピック・パラリンピックに関連した、バリアフリーやユニバーサルデザインについて
(1)オリンピック憲章について
(2)車いす競技について
(3)その他

2.性別・SOGI(性的指向・性自認)に関する犯罪・暴力の予防とユニバーサルデザインについて
(1)女性に対する犯罪及び暴力などについて
(2)その他

3.見え難く気づきにくい障がいやLGBTへの合理的配慮やユニバーサルデザインについて

4.その他

平日の昼間ではありますが、どなたでも傍聴可能ですので、一人でも多くのみなさんに、応援を兼ねて傍聴にお越しいただけますと幸いです。

中野駅北口から徒歩数分のところに中野区役所本庁舎があり、本庁舎3階からの渡り廊下で議会棟に入れます。議会棟3階にて手続きの上、議会棟5階の傍聴席へお越しいただければと思います。


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by wishizaka | 2016-09-13 15:10 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

9月13日(火)午後、石坂わたるが中野区議会本会議で一般質問を行ないます。

9月13日(火)午後、石坂わたるが中野区議会本会議で一般質問を行ないます。

本日9月9日、本年の中野区議会 第3回定例会がスタートします。本日から平日3日間は、本会議にて一般質問が行なわれます。

石坂わたるの本会議 一般質問日は、9月13日(火)で、その日の7番手として登壇します。

石坂よりも前に登壇する方々の質問時間に左右されるのですが、石坂の質問時間は、現時点で午後3時台後半から午後4時前後にかけてが予想されます(傍聴時は、時間に余裕を持って、お越しください)。

石坂の一般質問予定項目は以下の通りです。

1.オリンピック・パラリンピックに関連した、バリアフリーやユニバーサルデザインについて
(1)オリンピック憲章について
(2)車いす競技について
(3)その他

2.性別・SOGI(性的指向・性自認)に関する犯罪・暴力の予防とユニバーサルデザインについて
(1)女性に対する犯罪及び暴力などについて
(2)その他

3.見え難く気づきにくい障がいやLGBTへの合理的配慮やユニバーサルデザインについて

4.その他

平日の昼間ではありますが、どなたでも傍聴可能ですので、一人でも多くのみなさんに、応援を兼ねて傍聴にお越しいただけますと幸いです。

中野駅北口から徒歩数分のところに中野区役所本庁舎があり、本庁舎3階からの渡り廊下で議会棟に入れます。議会棟3階にて手続きの上、議会棟5階の傍聴席へお越しいただければと思います。



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by wishizaka | 2016-09-09 15:38 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

本日8/2、石坂所属の区議会特別委員会が開かれます。

本日8/2午後1時から、私が所属する中野区議会 「区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会」が開かれます。どなたでも傍聴可能です。傍聴については、以下の区議会公式サイトをご参照ください。

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by wishizaka | 2016-08-02 10:34 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

6月20日の定例議会の本会議で討論を行いました。

 今回、平和の森公園の再整備をめぐり、区民の方から請願が出されました。

 請願タイトルの通り、「平和の森公園再整備基本計画」について利用者アンケートを行い、立ち戻っての再整備を行ってほしいという内容の請願でした。
 
 これについて、「基本計画で変更可能な部分については、区民の声を踏まえて一定の修正がなされていること」、「再整備構想を変更せずに、再整備基本計画のみを直すことで出来ることの限界」、また「公園再整備での区行政と区民の協働は、基本設計段階でも可能であると思われること」を理由に、反対の討論を行いました。
(要するに、陳情者の求めていることは、再整備基本計画に焦点を当てて書き換えても実現しえないと思われるため、本陳情に反対を致しました)

 ただし、請願が指摘する「多様な意見・要望を把握し、真摯に向き合うこと」が大切なことにも討論では触れました。そして、「これまで通りの安全で快適な公園利用ができるのか」、「樹を植え替えたり、切ったり、新たな樹を植えたりということについてイメージができない」という、請願者の不信感や不安感についても理解できる部分がある旨も述べました。さらに、「今後の基本設計 説明会などの場面では、区行政に対し、より一層の分かりやすく丁寧な説明を求める」「多様な区民の声を聞く工夫をしていただきたい」点を指摘しました。



【 第1号請願 「平和の森公園再整備基本計画について」 に対する石坂の討論原稿 】

 第1号請願「平和の森公園再整備基本計画について」について、反対の立場での討論をいたします。
 
 今回のような公園や施設の整備は、「原則を定める『再整備構想』」、「ゾーニングや施設の配置を定める『再整備基本計画』」、「図面に表す『基本設計』」、「図面を工事に適した形にする『実施設計』」という4段階で進められます。

 体育館・陸上トラック・少年スポーツ広場の具体的な設計を区行政と区民が協働して進める場合、再整備基本計画ではなく基本設計で区民の声を反映する方法があります。反対に、「陸上トラックの設置」「少年スポーツ広場の多目的広場化」「体育館の建設」をそもそも白紙に戻すのであれば、「体育館、陸上競技機能、多目的広場の設置」を示した再整備構想から見直す必要があるのではないでしょうか?

 さて、再整備基本計画の策定に当たっては、平和の森公園への体育館等の設置につき、説明会や意見交換会、区の職員による関係者からの聞き取り、区議会でのやり取りなどを経ました。その結果、「陸上トラックが草地広場全体にまたがる形ではなく、広場の半面を使う形になったこと」「100mの直線部分が、広場を使う方々の動線上ではなく、敷地の南側外周寄りに移ったこと」など、ゾーニングの変更等が行われました。また、体育館の作られる場所が、既存の平和の森公園に与える影響が少なくなるよう、水再生センターの地下施設上部にあたる公園の未開園区域となったことも、様々な声を踏まえてのことと思われます。

 また、国土交通省によると、平成26年に地方公共団体等の協力を得ながら「都市公園利用実態調査」が行われたとのことで、国全体の結果は公表されています。その調査は中野区でも行われています。残念ながら区単独の調査結果は公開されてはいないため、調査結果がどの程度活かせたのかは定かではありませんが、全く参考にもされていないとは考えにくいと思われます。

 なお、公園全体や体育館、その他の公園内施設には、直接・間接的な利害関係を有する様々なステークホルダーが存在します。近隣の住民、遠くから遊びに来る子ども、スポーツ目的で使っている人、平和資料を見に来る人、現在の中野体育館を使われている人、近隣の小中学校の児童生徒やその保護者などです。

 本定例会の厚生委員会で、「トレーニングルームなど現在の体育館を個人利用している方々、PTA関係者などからも声を聴き、それを第3段階の基本設計に活かしていくべきではないか」と質問を致しましたところ、「基本設計の説明会などで広く声を伺っていきたい」という主旨の答弁がありました。つまり、ハード面での工夫や、ソフト面での運用に関する調整は今後も可能です。
 
 請願の「多様な意見・要望を把握し、真摯に向き合うこと」は大切なことです。そして、「これまで通りの安全で快適な公園利用ができるのか」、「樹を植え替えたり、切ったり、新たな樹を植えたり」ということについてイメージができないという、請願者の不信感や不安感については理解できる部分があります。今後、基本設計の説明会などの場面では、区行政に対し、より一層の分かりやすく丁寧な説明を求めます。また、多様な区民の声を聞く工夫をしていただきたいと思います。

 ただ、先ほど指摘した通り「基本計画で変更可能な部分については、区民の声を踏まえて一定の修正がなされていること」、「再整備構想を変更せずに、再整備基本計画のみを直すことで出来ることの限界」、また「公園再整備での区行政と区民の協働は、基本設計段階でも可能であると思われること」を勘案すると、第一号請願「平和の森公園再整備基本計画について」には、部分的に賛成できかねるところがあるために、反対の立場を取ることを申し上げ、討論とさせていただきます。


【 今回審査された 第1号請願 「平和の森公園再整備基本計画について」  】
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by wishizaka | 2016-06-20 15:48 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

6月8日(水)午後、石坂わたるが中野区議会本会議にて一般質問を行ないます

本日6月6日、本年の中野区議会 第2回定例会がスタートしました。本日から3日間は、本会議にて一般質問が行なわれます。

石坂わたるの一般質問は、6
月8日(水)午後です。その日の6番手として登壇します。

石坂よりも前に登壇する方々の質問時間に左右されるのですが、石坂の質問時間は、現時点で午後3時前後が予想されます(傍聴の際は、時間に余裕をもって区議会へお越しください)。


石坂の一般質問予定項目は以下の通りです。


1.地域包括ケア及び地域福祉全体の在り方について
(1)地域包括ケアについて
(2)地域包括ケアを踏まえた子どもの地域福祉について
(3)その他

2.高次脳機能障がい者の支援について
(1)就労に向けての支援について
(2)その他

3.その他

*なお、質問する各議員の質問予定項目は、こちらの中野区議会公式サイトを参照のこと。


平日の昼間ではありますが、どなたでも傍聴可能ですので、一人でも多くのみなさんに、応援を兼ねて傍聴にお越しいただけますと幸いです。

中野駅北口から徒歩数分のところに中野区役所本庁舎があり、本庁舎3階からの渡り廊下で議会棟に入ることができます。議会棟3階にて手続きの上、議会棟5階の傍聴席へお越しいただければと思います。 

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by wishizaka | 2016-06-06 19:20 | 議会内の活動(質問など) | Trackback