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ボランティアで精神障害者の方々とお花見をしてきました。

 先日のことになりますが、ボランティアグループで、精神障害者の方々と一緒におにぎりとサンドイッチを作って、区内の公園で花見をしてきました。

 周囲は、家族連れや学生の集団に混じって、ゲイのグループと思われる集団、外国人の方の多いグループなどもありました。
 まさに多様性あふれる花見という感じでとても印象的でした。
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by wishizaka | 2009-04-12 00:56 | その他 | Trackback

MILK

 先日、映画『MILK』の試写会に行ってきました。
 ゲイの友人やノンケの友人も多数観にいっているようで、その多くの人から好評されている映画です。

 映画では取り上げられていない部分も含めて、ハーヴィー・ミルクがどういう人であったかどうかについて書いておきます。
 ミルクはユダヤ教徒であったため、テキサス州ダラスにおいて安定した仕事を探すことが難しく、ニューヨーク市に転居し、ウォール街で働きはじめます。しかし、同性愛者でもあった彼にとって、ウォール街も安住の地ではありませんでした。1972年にミルクはサンフランシスコに引っ越し、カストロ・ゲイ・ヴィレッジで写真店を開きます。
 その後、彼は共同体のリーダーとして頭角を現し、ゲイであることを公表し、アフリカ系アメリカ人の運動なども参考にしつつ、民族的マイノリティ人権の問題、高齢者の問題、労働者の問題などについて、ダブルマイノリティの視点を活かした政策をかかげるとともに、同性愛者に対して政治意識の大切さや、自分に偽りなく生きることの大切さをかかげ、二度の落選の後、1977年、サンフランシスコ市 市政執行委員に当選しました。
 彼は犬の糞の放置に罰金をかける条例の制定や、同性愛者を教職から解雇することを認めるカリフォルニア州条例「提案6号」の否決に大きな役割を果たします。しかし、1978年11月27日に凶弾に倒れ、帰らぬ人となりました。

 史実に基づくこととはいえ、基本的に最後に同性愛者である主人公が死んで終わるタイプの映画は私の好みではなかったのですが、この映画では、ミルクの周囲にいた人たちが、その後どういう生活を送っていったのかということまで触れられていて、とてもいいラストとなっています。

 また、この映画では、政治心情が異なるダン・ホワイトとの間でもはなから相手をしないという拒絶ではなく、彼との間でも、連携を模索するその姿が印象的でした。保守的な社会の中でさまざまなことを感じてきたミルクにとって、中道から革新的なメンバーが多いサンフランシスコ市政執行委員会で孤立するホワイトを放っておけないという思いがあったのでしょう。
 ミルクは、自分の政策を実現するためにホワイトとは決別をしていくわけですが、そこに至る心の揺れる過程もしっかり描かれていて、ミルクの姿がより世俗的な好印象をもてるキャラクターに仕上がっていると思います。

 正式な上映はGW明けとなるようですが、多くの人に見てもらいたい、そして、いろいろなことを考えたり、話したりしてもらいたい映画だと思います。
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by wishizaka | 2009-04-01 21:13 | その他 | Trackback