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26年第4回定例会 一般質問の質問内容と答弁

26年度第4回定例議会の一般質問です。
まだ正式な議事録ではありませんが、
私の質問部分は自分で書いた手元の質問原稿より掲載。
答弁については、自分でメモを取った主旨です。

一般質問 

石坂:
質問いたします。
1.防災について伺います。
 地震等の発生時に、区役所に停電が起こると、サーバー上の電子情報は、災害時に必要な物も含めて取り出せなくなります。
まず、住民情報について、停電に備えて区役所庁舎内にある緊急用の発電機で賄える少ない電気で動かせる簡易なサーバーとパソコン、プリンターで最低限の機能を果たせる備えをすべきと思いますがいかがでしょうか。
 また、災害時業務継続計画であるBCPやそれに付随する職員のマニュアルも、必要な情報は紙で用意して備えつけるか、停電時もすぐに見られる状態にすべきです。いかがでしょうか。
なお、各分野に災害時の対応について話を聞くと、「改めてこの業務がBCP上重要だと考えても、自分の部署だけで解決できる問題ではないので、勝手にマニュアルを作るわけにもいかない。次のBCPの改定の際には盛り込みたいが改定がいつになるか分からない」との話を聞きます。BCPについて、各分野で日々行っている業務を改めて見直し、災害時も継続が必要な業務を洗い出し、必要箇所の修正を毎年必ず行い、改定を重ねることが必要ではないでしょうか。

→答弁(回答)の主旨
・地震等による停電時、電力供給が復旧するまでの間、区庁舎の非常用電源を使ってノートパソコンや小型プリンターを活用して住民基本台帳の情報を閲覧する方法について今後十分検討をしていく。新区役所においては住民情報システムのサービスが途切れることのないようなシステム環境を構築する。
・BCPやそれに付随する必要なマニュアルについては紙での保管等により、要最小限のマニュアル類を各分野において保管していくなどの取り組みを徹底させていきたい。BCPの改定について、各分野における業務の見直しや、必要なBCPマニュアルの変更は毎年度実施する必要があり、毎年度各分野に対して修正が必要かどうかの調査を実施の上、必要がある場合は修正を行っていく。

(2)高齢者、障害者、負傷者の対応について
 先日、医療救護訓練での弥生福祉作業所での二次避難所開設訓練と、桃園第二小学校体育館での総合防災訓練を見学しました。両施設は2階にあり、車いす利用者の昇降に課題があると感じました。弥生福祉作業所にはエレベーターがありますが、例えば東日本大震災では社会福祉会館でエレベーターが停止し、エレベーターの復旧は翌朝までかかったそうです。車いすの利用者が数名いるだけでも人力での階段の昇降は困難をきたします。災害時に何十人もの車いす利用者に職員が力で対応することは難しいと思われます。
 本来は1階に避難スペースを設けるべきですが、弥生福祉作業所の1階は児童館で乳幼児のための災害時二次避難所となっています。
 また、一人の介助者の力で階段の昇降が可能となる福祉機器、「可搬型階段昇降機」などを用意する方法もありますが、これも、充電が切れると、発電機や自動車のシガーライトソケットなどからの再充電が必要です。学校等の災害時の避難所や、二次避難所での対応について、障碍や高齢、怪我などで車いすを利用される方の対策を考えるべきと思いますがいかがでしょうか。
 また、災害時に、区民活動センターやすこやか福祉センターの貸し出し用の車椅子について、地域住民の避難先への移動、災害時の避難所から二次避難所や医療機関等への移動、あるいは避難所内の移動に車いすが必要となる場合があるかと思います。災害時に区が所有している車いすをどう使うのかを予め考えておくことが必要と思われますがいかがでしょうか。

→答弁の主旨
・車いすの避難所での対策について、二次避難所での対応など個々の施設の対応については個別のマニュアル作成や訓練の実施等を更に推進していきたい。
・災害時における車椅子の利用方法であります。災害時に貸し出している車いすについてはそのまま避難用に利用していただき、貸し出していない車いすについて避難支援等に使用することを想定している。なお、防災会に配置している車いすは避難を支援する場合に活用する。


 2.発達障害及び不登校・引きこもりなどを含む情緒障がいについて
 学齢期の発達障害のお子さんや不登校のお子さんは学校単位で把握が行われています。しかし、義務教育終了後は十分な補足ができていない、或は、適切な支援に結びついていないケースが相当数あると思われます。
 特に発達障害については、障害者地域自立生活支援センター「つむぎ」において専門相談が行われていますが、まだまだ利用者数が少ないようです。発達障害や、不登校・引きこもりについて義務教育を終えたハイティーンの子どもについて引き継ぎ、成人として受けられる支援や就労の支援に繋ぐために、すこやか福祉センターが拠点となり、情報を一元的に集約することが期待されますが、そうした対応や仕組みづくりについて子ども家庭支援センターではどのように考えていますでしょうか。
 次に、学齢期について伺います。現在、区では発達障碍に焦点を当てた情緒障碍の通級の特別支援学級と、不登校のお子さんの対応を行う適応指導教室「フリーステップ」の両方を併せて利用できないしくみとなっています。
 しかし、「国立特別支援教育総合研究所」の研究によると「発達障害と、不登校などの心因性の問題を併せている児童生徒の割合は、小学校が1.5%で中学校は5.0%であった。」…「発達障害が理解されずに学校生活に適応できないケースでは、二次的障害として不登校状態を示し、問題が複雑になっている場合が想定される。」と述べています。また、2009年度段階で、豊島区の教育センターでは、不登校のお子さんを受け入れる適応指導教室に、ローテーションで連日、臨床心理士資格を持つ職員が適応指導教室の先生と一緒に子どもの指導にあたっていました
 それぞれ異なる専門性を持つ以上、通級とフリーステップの併用を認めるか、フリーステップの中で、発達障害の専門家による指導を受けられる機会を設ける必要などがあるかと思われますがいかがでしょうか。

→答弁の主旨
・発達障害で不登校・引きこもりの児童生徒への対応について。
 適応指導教室「フリーステップスクール」ですが、心因的な理由から不登校状態にある児童生徒に対して学習指導や教育相談を行い、再び投稿できるように援助することを目的としています。
 発達障害が原因で不登校状態にある児童生徒は現在のところ通級指導学級において集団への適応に向けた指導を行うことで対応をしている。
・発達障害など支援の必要な児童に対して成長過程に応じた療育や地域支援を一貫して行うため、すこやか福祉センターにおいて就園や修学に際して支援内容などの情報につきまして、申し送りを行うとともに、在学期間中におきましても定期的に個別支援計画会議を実施している。
・子ども家庭支援センターでは支援に関わる機関の調整を行っておりまして、こうした取り組みにより、情報の共有化と統一的な方針の下での連携した支援が進められてきていると考えている。
・今後もすこやか福祉センターを拠点として子どもの成長過程に応じた支援が長期的かつ効果的に行えるような仕組みづくりをしていく考え。


 3.貧困対策・貧困予防について
ホームレス、生活保護受給者、そして、生活困窮者自立支援法における生活困窮者の中には相当数、発達障碍、精神障碍、知的障碍の方が含まれると言われます。こうした層に、早期に予防的な相談・支援を行うことや、職業訓練や「中間的就労」につなぐこと、外部の協力を得て中間的就労の機会を作ること、場合により福祉的就労につなぐべきと思われます。いかがお考えでしょうか。
 また、生活困窮者の自立支援での、留意すべき点の第一が対象者の幅の広さです。「北海道総合研究調査会」の「生活困窮者自立相談支援機関の設置・運営の手引き」では、(ハイリスクグループである)「ホームレス、DV 被害者、在住外国人やセクシャルマイノリティなどの課題に対応してきた市民活動や NPO などとの連携を図る必要がある」としています。区では部署間の連携や、市民活動・NPOとの連携はどのように考えますか?
 第2に、窓口について。貧困世帯の中には働きづめで平日の日中だと相談に行けない方もいます。これまでも区長は「365日24時間いつでも区民の暮らしを支えられるような区役所の体制」と言及し、区役所本庁舎における一部の窓口や、2か所のすこやか福祉センターの、週末の開庁や平日の夜間延長窓口対応、すこやか福祉センター内の一部事業の24時間365日の電話対応などが進んできました。生活困窮者の自立支援でも窓口時間の延長が望まれます。また、窓口時間が長く福祉のワンストップ窓口であるすこやか福祉センターにも駆け込むことができ、生活援護に引き継ぐことができるよう、生活困窮の相談先の周知の際、すこやか福祉センターを含めることが必要と考えますがいかがでしょうか。
なお、国分寺市など、民間団体がアドバイザー的に連携をし、成果を上げている例もあると聞きます。他の先進自治体の取り組みや、実際に自治体と連携をしている民間団体の動きについても調査をし、仕組みの検討を行うべきと考えますがいかがでしょうか。

→答弁の主旨
・様々な課題を併せ持つ生活困窮者。特に、顕在化していなかった障がい者などへの支援は早期に包括的に行うことが極めて重要。関係部署とも十分に連携し、早期の対応を行っていきたい。
・生活困窮者の支援にあたりましては、個々に支援計画を作成し、その後のアセスメントを実施することが求められている。その際、必要に応じまして、すこやか福祉センターなど関係機関等との調整会議を行い、情報の共有や支援方針の確認など連携を行う予定。
・仕事の掛け持ち等の事情で通常の時間内での相談が難しい方、その方々への対応につきましてですが、民間との連携による24時間専用電話相談などこれらを含めまして今後の実施状況を検証し検討していく。


4.その他 平和の取り組みについて
 平和学では、「単に戦争のない状態」を平和と捉える「消極的平和」に対して、貧困、抑圧、差別などの構造的暴力がない状況を「積極的平和」と位置付けています。
 「中野区における平和行政の基本に関する条例」では、第2条の中で「区民が平和で安全な環境のもとに、人間としての基本的な権利と豊かな生活を追求できるよう、平和行政を推進する。」とのくだりがあります。
 この規定で示す「平和」は、単に「区民が外国との戦争に巻き込まれない」ことに加え、「貧困、抑圧、差別などの構造的暴力がない状況」を指している理解でよいでしょうか。
 区役所ロビーではアンネの日記に関する展示が行われ、それは平和や差別を考える上で意義深いことであると思います。来年戦後70年、「中野区における平和行政の基本に関する条例」制定25年を迎えるにあたり、過去を振り返るとともに、現在の日本とりわけ中野区においても、人種・民族・国籍・障碍・性などによる抑圧や威嚇、暴力などがない地域を目指すことが重要だと思います。区長の考えをお示しください。

→答弁の主旨
・平和とは戦争や紛争がなく、穏やかな状態にあることを示しており、区民が外国との戦争に巻き込まれないことと考えます。また、一方で貧困・抑圧・差別などの構造的暴力がない状態は人権施策の領域であると考えます。
・来年は戦後70年を迎える節目の年にあたるため、改めて平和について考え、人権が尊重される社会をめざし、普及・啓発・教育・相談等に取り組みたい。
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by wishizaka | 2014-11-28 00:31 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

11月28日(金曜)午後、石坂わたるが定例中野区議会にて一般質問を行ないます

中野区議会 平成26年第4定例会が本日(11月26日)始まりました。本日26日の議会運営委員会にて、一般質問日と順番が確定いたしました。

石坂わたるは、11月28日(金)午後、8人中の7番手として登壇し、一般質問を行ないます。今のところ、15時頃(=午後3時頃)の時間帯での登壇が予想されます。

ただし、石坂より前に登壇する方々の質問時間が現時点で読み切れません。石坂より前に登壇する方々によって、石坂の質問開始時間も前後するため、具体的な時間指定ができず申し訳ありませんが、傍聴の場合は時間に余裕や幅を持たせた上でお越しいただくのが無難かと思われます。

石坂の一般質問予定事項は

1 防災について
(1)発災時の区役所の行政機能や職員の動きについて
(2)高齢者、障がい者、負傷者への対応について
(3)その他
2 発達障がい及び不登校・引きこもりなどを含む情緒障がいについて
3 貧困対策・貧困予防について
4 その他

です。

なお、一般質問が行われる中野区議会 議会棟は中野区役所本庁舎(東京都中野区中野4-8-1)3階と渡り廊下で繋がっています。
*中野区役所本庁舎はJR/東京メトロ東西線の中野駅北口改札から徒歩約5分です。


中野区内/区外在住を問わず、どなたでも傍聴が可能です。傍聴の際は、議会棟3階の受付で手続きを済ませていただいた上で、議会棟5階の傍聴席へお越しいただければと思います。

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by wishizaka | 2014-11-26 22:03 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

11月22日(土)共生中野 お茶会を開催いたします

11月22日(土曜)の午前中、江古田区民活動センターにて、共生中野(=石坂わたるの政務活動会派)のお茶会を開催いたします。


以下、情報です。

【共生中野お茶会】

日時:2014年11月22日(土) 午前9時45分~午前11時15分

会場:江古田区民活動センター 洋室1・2・3 (住所:中野区江原町2丁目3番15号)



*申し込み不要、途中入退室可、お茶・資料代 100円

石坂わたるからの活動報告・区政報告や、暮らしの中で気づいた中野の状況について考えたり、みんなで一緒に何ができるかを考えたりする会です。

お茶を飲みながら、和気あいあいとざっくばらんにおしゃべりをしています。「中野区や議会の状況を知りたい」「生活や制度について相談したい」という方も、「みんなと居心地のよい時間を過ごしたい」という方も、お気軽にお立ち寄りください。

会場へのアクセス:
・JR中野駅北口から関東バス中27江古田の森行、中24中村橋行「江古田3丁目」下車徒歩4分
・JR中野駅北口から中41江古田駅行(丸山営業所経由)「江古田区民活動センター・江古田地域事務所」下車徒歩3分
・都営大江戸線「新江古田」駅A1出入口徒歩7分から徒歩10分

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by wishizaka | 2014-11-16 14:02 | イベント告知・報告 | Trackback

11月15日(土曜)午前、共生中野お茶会を開催します

直前に迫りましたが、11月15日(土曜)の午前中、東中野区民活動センターにて、共生中野(=石坂わたるの政務活動会派)のお茶会を開催いたします。

以下、情報です。

【共生中野お茶会】

日時:2014年11月15日(土) 午前9時30分~午前11時

会場:東中野区民活動センター 洋室2 (住所:中野区東中野4丁目25-5-101)



*申し込み不要、途中入退室可、お茶・資料代 100円


石坂わたるからの活動報告・区政報告や、暮らしの中で気づいた中野の状況について考えたり、みんなで一緒に何ができるかを考えたりする会です。

お茶を飲みながら、和気あいあいとざっくばらんにおしゃべりをしています。「中野区や議会の状況を知りたい」「生活や制度について相談したい」という方も、「みんなと居心地のよい時間を過ごしたい」という方も、お気軽にお立ち寄りください。

会場へのアクセス:
・JR「東中野」駅東口北側から徒歩7分
・都営大江戸線「東中野」駅から徒歩10分
・東京メトロ東西線「落合」駅3番出口から徒歩2分


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by wishizaka | 2014-11-14 11:00 | イベント告知・報告 | Trackback