住居確保給付金の制度改正にかかる経費の増額などを含む、補正予算。 中野区知的障害者生活寮条例の廃止(法外施設であった同施設の廃止後は類似の機能を持つ法内施設となります。) などの議決があり、石坂わたるは上記の2議案などに賛成をしました。 ただ、中野区知的障害者生活寮条例の廃止については思うところもあり、 賛成しつつ、くぎを刺すという主旨の賛成討論を行いました。(下記の通り) なお、今回の討論は、脳梗塞による退院後、初の本会議での登壇となりました。 ![]() ![]() ![]() ・前回は廃止後に行き場を失う利用者が出てしまう可能性が高かったのですが、今回は廃止後に法内施設が作られるため、行き場を失う人が出ずに済みそうです。 ・今回は、知的障がい者の親の団体などともしっかりと詳細を詰めながら進めることができたこともよかったと思います。 【 討論の全文 】 第22号議案 中野区福祉作業施設条例の一部を改正する条例と、 第23号議案 中野区知的障碍者生活寮条例を廃止する条例に賛成の立場で討論を致します。 今回の条例改正は、 22号議案で、「中野区弥生福祉作業施設の項及び中野区やまと福祉作業施設の項を廃止する」と言うものであり、 23号議案はやまと莊とやよい莊とで構成される、法外施設である、中野区知的障害者生活寮を廃止するというものです。 今回条例改正によって、両施設は法定サービスへの移行と、福祉作業施設との一体的な事業の運営が行われる方向に進みます。 23号議案に関し、同様の条例改正は平成30年第4回定例会でも、2018年11月30日に上程され、同年12月14日に採決が行われ、 私も反対をし、反対多数での否決となりました。 また、それに先立つ12月4日中野区議会本会議(第4回定例会)にて、私は一般質問で、 「やまと荘や、やよい荘について、福祉人材の確保の難しさを理由に、既存の事業者を含む様々な事業者が受託について手が挙がらず、施設廃止がなされようとしていた」ことを問題視する質問をいたしました。その中では、 「施設廃止に関し、施設利用登録者の親に対してしか区の説明がなかった」こと、 保護者からの様々な申し出も受け入れられなかったこと、 「声を聞くべき区民の中にこうした障害当事者及び家族や支援者が想定されていないとしたら問題であること」 を指摘しました。 前回否決をされた条例と今回のものは条文上は変わらぬものですが、条例改正にあたり、前回は当事者・家族不在であったものが、 今回は親御さんたちの会としっかりと調整をし、障碍当事者にも説明を行ったこと、前回のような利用者の受け入れ先が不透明なままの施設廃止ではなく、 今回は法内施設化による新たな再出発が両施設についてなされる形での施設廃止であるため、賛成を致します。 なお、2018年の時に問題点の一つとして指摘をしました 「今後も存続するショートステイが可能な施設であるコロニーもみじやま支援センターにおいて、 知的障害者は受け入れ可能だが、重度の身体障害者については、職員のスキルの水準の問題から現状では受け入れができないと断られることがある状態」が、 受け入れ態勢が整わないとの理由で続いていることについては未だ解消しておらず、 全体的な福祉人材の確保難が続いていることについての更なる取り組みの必要性指摘をしつつ、賛成の討論と致します。 #
by wishizaka
| 2023-03-14 17:29
| 議会内の活動(質問など)
ご心配をおかけしておりますが、10日間の入院の後、おかげさまで退院後、初の事務所仕事となりました。
今回の入院で、多くの方に励ましの言葉を頂いたり、事務所に来ていただいたりし、本当に感謝をしております。 また、SNS等で病状を知った、支援者や知人からの数多くのリアクションやお見舞いの言葉や、事務所に駆け付けて私の欠けた部分をカバーして下さる方などに対する安心感もたくさんもらえました。今回の様々な経験を今後の議員活動に活かしていけたらと思っています。 すっかり元気になって退院はできましたが、まだしばらくは無理をしないように医師から口を酸っぱくして言われており、私がフル稼働できない分、この週末も多くのボランティアさんが事務所に来て下さっています。また、今後も皆さんに支えられての活動となるかと思います。どうぞよろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() #
by wishizaka
| 2023-03-04 21:00
| その他
なんとか、入院最終日となりました。 点滴も外れ、一般病棟病室(4人部屋)や院内のラウンジからの朝の景色を余裕を持って眺めることができました。北側に広がる住宅街、南に広がる四季の森公園や大学のキャンパスや中野セントラルパーク、東側の建設中の新中野区役所庁舎や中野駅橋上駅舎、今年閉館で建て替えとなる中野サンプラザ。 中野の街をこの位置から見ると、また違った印象や違う顔があるなと感じました。また、自分の小ささや、改めて授かった生命で自分に何ができるのか、何ができないのか、朝食前の静かな時間帯にしばし考える時間となりました。 朝食後、実は退院にあたり一波乱ありましたが、なんとか無事に退院できました。 まだ無理はできませんが、構音のリハビリなどもしつつ、少しずつさらなる回復を目指し、元の力を取り戻していければと思います。 また、負担が大きい、選挙に向けた活動はとりあえず再来週の通院まではお預け。議会内の活動やリハビリを兼ねた負担の少ない活動や行動を少しずつ日常を取り戻して行きます。 なお、傍目ではわかりにくいのだと思いますが、今までとは脳の違う部位を使ってカバーをするからなのか、無意識にしていたことを考えながら行う感じや、今までとは違う疲れかたをする感覚があったりします。それでも大概のことは差し支えなくできていることに感謝ですね。 退院後は事務所に短時間立ち寄ったり、区内のコミュニティカフェでの活動の場に少しだけ伺い、カフェ内で会話を楽しみつつ夕食を摂りました。 今回の入院の顛末はこちら→ https://ishizaka.exblog.jp/32957107/ #
by wishizaka
| 2023-03-03 22:56
| その他
予算総括質疑の前日(2/21<火曜>)、昼間は予定通りに議会に出席し、同僚議員とも普段どおりに会話をしていました。しかし、事務所に戻った後、スタッフと話をしていても、聞き返されることが多い。原稿の読み上げ練習の際に小学校で習う漢字を読み間違う。活舌が悪く、眼の動きに読み上げる速度が追い付かない…。「疲れかも」と思い、その日は早めに帰って寝たものの、翌朝(2/22<水曜>)になっても治まらず。「これでは登壇してもしゃべれない」と思い、また、朝、家を出る時にカギをカギ穴に差し込むのがいつものようにすっといかず。また、足元もなんとなくおぼつかない。 「なんともないかもしれない」と思いつつ、「発言の機会のない議場に座って他の議員の質疑応答を聞くことが中心の日ならともかく、今日は午後に自分が登壇してしゃべらないといけない日だから、とりあえず、午前中に念のため病院に行ってこよう」と考え、近くの交差点まで歩いていき、そこでタクシーを拾って東京警察病院へ。タクシーの中から何か所かに連絡を入れるが、LINEの打ち間違いが酷くて、何度も打ち直したり、音声入力をところどころ使って、なんとか正しい日本語にして送信する状況でした。「まさか46歳でないだろう」と思いつつも、30歳で脳出血を経験した入間市議会議員の細田ともやさんの事を思い出し、病院の総合案内で脳血管外来をこちらから指定して駆け込みました。 医師の診察の前の看護師さんとの会話では「会話をしていてもそんなに気にならないですよ。でも、自覚症状があると言うことですね?」と言われた際に、「はい」と答えてしばらく待つと、「先生から検査の許可が出ました」と言われて、急遽、血液検査と、MRIの撮影へ。 撮影が終わって、扉が開いたと思ったら、「その場で待ってて下さい」と言われ、車椅子が用意されました。 そして、診察室に車椅子で連れていかれ、MRIの画像を見せられながら、「このまま緊急入院をしていただきます。脳梗塞です」とのこと。 様子を見ずに自分で病院に足を運んだのが幸いし、まだ軽い症状での入院となり、SCU(脳卒中の集中治療室)への入院となり、身体にセンサーがつけられたり、監視カメラがつけられたり、血栓を溶かしたり、脳血管を保護したりする薬などの点滴治療となりました。 かくして、2月22日からの入院生活が始まりました。 自分の登壇予定日に穴をあけてしまったことは周囲に申し訳なく、また大変悔やまれる思いがしますが、このタイミングだからこそ、早期発見早期治療に至ることができたことは運命に感謝するしかないという気持ちでもあります。 ![]() ![]() ![]() #
by wishizaka
| 2023-03-01 18:30
| その他
【入院中~間もなく退院(2/3)】 入院翌日は祝日の為、入院翌々日(2/24<金>)から、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるリハビリが始まりました。リハビリ初日は歩けるものの、片足立ちで長く立つことが難しくなっていたり、2文以上で答えなければならないようなことを問われたときに、直ぐに返答ができなかったり、活舌よくしゃべろうとすると口がすごく疲れる状況でした。 ただ、日を追うごとに状況は改善し、理学療法では「体には問題ないですね。入院中の体力低下に関する予防をむしろしましょう」と言われ、最近のプログラムは、スクワットや片足ケンケン、エアロバイクでの自転車こぎ。作業療法は記憶力や正確に作業を行う力のチェックで、「前より落ちた可能性はありますが、普通の人と同程度と思って大丈夫です。」とのこと。言語療法では「自分の中では口の動かしにくさや、口が疲れたり、しゃべるのに集中力が必要と感じるかもしれませんが、コミュケーションとしては大丈夫そうですよ。気になる症状は以前と100%同じとはいかなくても、気にならない程度にはなるんじゃないでしょうか」と言われています。 ようやく、一般病棟に移りましたが、看護師さんが驚くほど、「なんともないですね!」という状況です。窓際まで行って式の森公園を眺める余裕も。
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by wishizaka
| 2023-03-01 18:29
| その他
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