今年も東京プライドパレードに180人のボランティアスタッフの1人として参加をしてきました。
東京プライドパレードは、数ある日本のセクシュアルマイノリティに関するパレードの中でも、東京プライドという任意団体が行っているイベントで、趣旨に賛同する人、一緒に楽しくパレードに参加をしたいという人に幅広く呼びかけて行われています。そして、当日は毎回2000~3000人の人がパレードを歩きます。
それぞれの人が持つ性の多様さを社会アピールすると共に、フェスティバル的な場としてそれぞれの参加者が思い思いの気持ちを表現する場となっています。
そして、その思いの表現の方法は、「歩く」ということ以外の方法もあります。
沿道で見守る人、応援する人、会場のステージを見に来る人、そして、ボランティアとして関わる人。
ボランティアの中にはパレードの出発から帰着までの時間、みんなと一緒にパレードを歩く人、隊列整理をする人、会場で見送りや出迎えをする人というように、それぞれの形で時間を過ごします。
こうしたボランティアをする人がパレードに関わり始めたり、継続している理由やきっかけは実に様々ではあるのですが、パレードのボランティアの面白さは「何かをしてあげる」のではなく、「みんなで創ることの楽しさや充実感」を感じることのできるボランティアの原点のようなものを感じさせてくれることであると思われます。
長い期間準備をされてきた実行委員会のみなさんのおかげで、パレードを歩くというだけではなく、パレードを創るという形での参加の場が用意されていることに感謝です。
~ボランティアの様子~
朝は会場内のテント設営から始まります。レンタル業者の方の説明が終わると、
いよいよ自分たちでテントを組み始めます。
前回・前々回のパレードでは受付を担当させて頂きましたが、
今回はイベント部門でのボランティアをしました。