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平成30年第4回定例会 主な陳情について(中野刑務所正門の保存等についての石坂の考えを含む)

陳情「(件名) 平和の森小学校新校舎の早期建設・完成について」について

【陳情の主旨】
①2023年4月からの新校舎供用開始を強く求める。
②新校舎の設計にあたっては現場の意見をよく聴取し、細心の注意をはらうこと。
③多数の児童が安全にのびのびと屋外活動ができる教育環境を整備すること。
④旧中野刑務所正門の解体もしくは学校敷地外へ移築すること。

【経緯】
 中野刑務所(豊多摩刑務所)は、1910年(明治43年)に市ヶ谷監獄が手狭になったため起工、1915年(大正4年)5月 - 竣工
現在は正門が残されていますが、当時の著名な建築家であった後藤慶二の現存する唯一の建築物と言われています。
 中野刑務所には多くの政治犯や思想犯も収監され、大杉栄、荒畑寒村、亀井勝一郎、小林多喜二、三木清、中野重治、埴谷雄高、河上肇、大塚金之助、戸田城聖(敬称略)などが中野刑務所に収監されていました。
 この土地には平和の森小学校の新校舎が建てられることが決まっていますが、その建築にあたりこの門を撤去するのか、学校の敷地内に保存をして東京都の文化財指定を目指すのかどうかが問題となっていました。
 酒井区長は、この門の現地での保存に舵を切り、正門を残すことによる新校舎における土地の減少分を確保するため、他目的で確保していたまちづくり用地を学校の敷地に組み込むことで問題を解決する(門を残し、学校の敷地も確保し、校舎も当初の予定通りの竣工を目指す)方針を打ち出しました。
 こうした中での、今回の陳情審査となりました。
 私は中野刑務所の正門について、これまでも、区民の方や、建築の専門家の方、区の学芸員、同僚議員と足を運び、複数回現地の様子を見てきました。また、平成26年09月25日中野区議会決算特別委員会においては歴史的遺産として残していくべきであるとの主旨の総括質疑をしております。
 
【石坂の賛否と結果・理由】
 学校の建築を遅らせることなく、また学校の敷地面積を十分確保しつつ、旧刑務所正門が残せるとの判断から、
主旨の①~③については賛成、④は反対という賛否としました。

 なお、最終的な結果は、
①、②、③ → 石坂を含む満場一致で可決。
④     → 賛成少数(石坂を含む反対多数)で否決。
となりました。

 今回の件については酒井区長がリーダーシップを発揮しての英断を高く評価します。 


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なお、政務活動費の飲食を伴う会合への使途の禁止に関する陳情については継続審査となっております。

by wishizaka | 2018-12-15 01:23 | 議会内の活動(質問など) | Trackback
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