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R2年度第1回定例会 一般質問 (3) AI(人工知能)やRPA(業務自動化)の活用について

219日に行った本定例会における一般質問の内容です。

 私の手元の質問原稿と、行政側からの答弁(回答)の走り書きです。

また、実際はすべての質問を言い終えた後、全ての回答をもらう形で実際の質問はなされていますが、分かりやすいように、一問一答式に近い形で整理して掲載しています。

 実際の内容と異なる場合があります。正確な内容は1~2か月後にホームページ等で公開される会議録をご参照ください。

 なお、…… で書いている部分は、現段階での私の補足説明や気づいた点などです 】

2.区行政における人工知能(AI)・業務自動化(RPA)の活用について

石坂:手書きの文字の読取り、AI翻訳などの取組みはもとより、膨大な通達文書・業務マニュアルの高度検索や、キーワード検索では引っかからない関連文書の紐付検索、事務ミス防止の活用、さらにはAIでDV、虐待、孤独死等の潜在、要支援対象者の発見・支援や、市民を脅かすリスクの早期発見・早期対応を行う自治体、定型的業務の業務自動化(RPA)を行う自治体があります。
先日視察をした大阪市では、ニーズが高く、安定的な利用が可能であると考えられた戸籍業務において、マニュアル的に活用するためのAIの導入がされました。
その結果、業務上の疑問の解消や業務知識の確認などが進み、書籍等での調査と比較し時間削減の効果があり、知識獲得や知識継承も見込める状況となりました。
しかし、資料のイメージデータをAIに学習させる内容を、200~1000文字の情報2500件に絞っても9人の職員が計200時間以上を費やす程の労力や、利用した職員からの「役に立った」「役に立たなかった」といった評価ログをもとにしたチューニングを人手で行う労力が必要であり、また、現場からの「レアケースこそ、AIの対応強化をしてほしい」という声は費用対コストに見合わないとのことでした。
わが区では今回の区長の施政方針説明でも「AIやRPAといった新技術の活用による業務の効率化等を進めていきます」とありますが、導入に向けて短期的には人手や費用のコストがかかります。また、AI化やRPA導入を進める上で、現場の各部署で業務やその情報の精査もできる業務のエキスパート、AIで活用できる形にデータを整理・加工する人が必要であり、AI化を取りまとめる部署ではAIのエンジニアの育成・確保が必要です。予算、業務時間、人材の確保についてどのような対応を考えていますか。
企画部長:区の業務への AIやRPAなど ICT の導入を進めるにあたりましては技術的知識と業務の知識に精通した人材の育成確保が必要だと考えております。区業務への ICT 活用につきましては予算また必要となる業務時間等も踏まえながら次年度に改定を予定している地域情報化推進計画にしっかりと位置付けた上で取り組みの方向性を示していきたいと考えてございます。また実現するための体制整備及び必要な職員の育成確保につきましても、時機を逸することなく対応していきたいと考えてございます。


石坂:特に、大阪の場合は、追加作業で、その都度発生する費用が億単位に膨らみ、この事業は終了となり、「今後もAI化に向けた取組は進めるが、業務の効率化につながるかどうかは未知数であり、過度な期待はしないほうが良い。」との話があったことを申し添えておきます。
また、AIが学習すべき内容について他自治体と共通する部分に関しては国の省庁や他自治体との連携をしてコストを減らす工夫、読み込ませる市販の実務マニュアルなどの著作権の問題の対応などが必要です。特に著作権は大阪市では、導入時の大きな盲点だったようです。これらへの対応やAI導入における著作権などの権利関係に関する所管を決めて意識づけをしていく形でAIの導入を進めていくことが必要かと思いますがいかがでしょうか?
企画部長: AIをはじめとした区業務へのICT利活用を進めていくにあたっては著作権法への対応などが必要となってくると考えております。対応すべき内容につきまして整理いたしまして関係所管と協力しながら必要な整備を行ってまいりたいそのように考えてございます。


by wishizaka | 2020-02-19 18:00 | 議会内の活動(質問など) | Trackback
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