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今後のパンデミック防止、新型コロナウイルス対策でCOVID-19にどう向き合うか。

(以下、翻訳などの情報ソースが公的なものではないので、お気をつけの上ご覧ください。)

新型コロナウイルスに関して、緊急事態宣言や東京アラートが解除されたこと、新たな緊急事態宣言が出ないことなどについて、様々な議論が展開されていたり、様々な声が飛び交っていたりします。しかし、いわゆる「公的機関からの自粛のお願いの解除」が「安全の担保」でも、「自粛の解除」でもなく、「お願いの解除」でしかないことの意識がないままに、なし崩し的に東京都のステップも国のステップも緩和されてしまったように思われます。

  感染者数が0、感染リスクが0、感染症に伴う失業リスクも0 な三ゼロは事実上どれも不可能な状況です。そうした中で、 中野区内だけでなく、都内、国内全体においても、社会・自治体財政・医療機関の破綻を避けつつ、感染症で亡くなる方も、経済・雇用で亡くなる方もより少なくしていくことが大切です。完全に安全とは言えなくても、政府機関も、民間機関も、一人一人もリスクを極力減らしながら、それなりに安心して生活をしていける状況を作っていく。

 日本とドイツとでは規制を緩和させる基準も違いますし、感染の状況も違います。しかし、416日ごろ、ドイツのメルケル首相の以下の発言が、情報の出し方としては、とても参考になるものであり、日本人にとっても今後のコロナウイルスとの向き合い方を考える上で参考になると思うので、以下、リンクと翻訳を掲載します。

★リンク

※ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58110490W0A410C2MM0000/
※ 
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-15/Q8TO72T0AFB601

※ https://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00037.html

翻訳

「 私たちが収めたのは、暫定的な成功です。それ以上でも、それ以下でもありません。また、暫定的な成功はとても脆弱なものです。

_これは私たちの行動を決めるもので、たとえ悪気のない理由でも焦ってはなりません。ワクチンがない限りウイルスと共生しなければなりません。現時点で少しずつ公共の生活を再開するとしたら、もっと感染経路を特定することが重要です。私たちの狙いはすべての感染経路の特定です。

(感染者数の増え方の)カーブは平たくなりました。医療制度を過度に圧迫して(、医療崩壊を起こして)はなりません。

また現在の状況について計算し、1人の感染者に関して1という指標が使われます。つまり感染者1人が感染させる人数は1人(までに抑えることが大切です)。平均値があり感染経路が1つの場合、(今は)1人の感染者が1人に感染させています。もし1人の感染者が1.1人に感染させるとすると、(感染者数の増加によって)10月には集中治療用ベッド数の限界点に達することになる。もし、感染者5人のうち1人が2人に感染させ、残りの4人が各自他の一人に感染させるような指数が1.2の場合2割増えることになり、その場合は7月に我々の医療システムは限界点を迎えます。指数が1.3になるとそうはいきません。3人から5人への感染(の広がり)という事になり、6月に限界点を迎えます。要するに余地はあまりないという事です。これらの数は感染率が対処できる範囲で感染経路を特定できるという仮定に基づいており、またより多くの安全管理措置が見つかれば、感染拡大の緩和が可能になります。然しチェンチャー氏が述べた通り、現状は不安定で、焦燥感ではなく、警戒心が不可欠です。ですから皆さんには、ルールを守り続けて協力してほしいのです。

 そうすれば私たちが慣れ親しんできた、公共の生活の一部が戻ります。しかしパンデミックの間は異なるルールの下、異なる生活が伴います。」

 ドイツのメルケル首相の評価は様々でしょうし、この翻訳が正確な翻訳かどうかはさておき、この言葉はとても重要なものだと私は感じました。

 こうした言葉は、ウイルスとの戦いに勝利し、将来の安全の担保を高らかに宣言する強いリーダーとは言えないのかもしれません。また、国民や住民に対してウイルスに対する完勝をするための更なる戦いに向けて発破をかけて勇気を与えるものでもないかもしれません。そして、最後まで一人一人に寄り添って導き・守ってくれるものでもなさそうです。ましてや、夢と希望に満ち溢れた言葉とは程遠いものかもしれません。
 どうしても人間はリーダーやトップに対して、未来を保障してくれる人、仮想てきに対して力強く戦い・勝ってくれる人、現実となりそうな希望を見せてくれる人を求めがちです。しかし、規模は違えど、身近なリーダーやトップを想像した時、どうでしょうか。職場のトップやチームのリーダー、普段参加をしているサークルやグループのリーダー、親戚や友達同士でが集まった時のまとめ役、それぞれ、必要なスキルや求められる役割は違いますが、夢と希望に満ち溢れていないトップやリーダーを考える上で何かしらの気づきにもつながるように思えます。

 現実を見て、何ができて何ができないのか、どういう選択肢がとりうるのかと客観的かつ冷静に判断し、どうしてその選択肢を選択するのかを説明し、その選択に対して協力をお願いする言葉が今大切であるのだと私は思います。




by wishizaka | 2020-07-14 10:41 | 政治についての思想・考え方 | Trackback
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