下記のニュース記事の「自分の選挙のことを考えたときに野党協力や野党結集というものの必要性を感じておられる方がおられたと思います」という言葉がどうにも引っかかるんですよね。。。
この党がどちらに進むにせよ、また、この問題に関わらず与野党のどの党においても言えるのですが。。。
自分(達)がやりたい政策を掲げ、国民や党員や支援者に対して説明や説得をし、それに賛同してくれる国民がどれだけいるのかについて、選挙を通じて信を問うという覚悟が政治家には必要だとも思うのです。
もちろん、国民の声に耳を傾け、それを国政に反映することを軽視して良いというわけではありません。また、選挙でより多くの議席を目指すことが大切であることも否定はしません。
しかし、政治家は自分が生き残るために右往左往するのではなく、正々堂々と自らの信念を掲げて、必要な時には国民の耳障りの良くないことにも説明責任を果たしつつ、理解を求め、その信念に対して賛同を得られなければ、潔く落選という結果を受け止めたり、去ることになるという覚悟は必要だと思うところです。
特に野党は、政権は取れなくても、政権を取る気がなくても、政権をとれた際にそれが実現不能なことだとしても、自分が生き残るために有利な言動を展開する方が、比例区で一定の議席を得られる万年少数野党の議員として生き残りやすくはなります。しかし、そのやり方では、盤石な野党議員になることはできても、政権を取るには至りにくいと感じます。
たとえ今は茨の道でも、狭き門を通り抜けて、長期的には単独で政権を取れるくらいを目指していくことが大切なんだと思います。
なお、私はこの党の構成員でもなければ、この党の政策について、原発政策や税制など、賛同しないものも多々あります。(かといって、他の党の構成員でもない、立場です。過渡期を経たのちの未来には、基礎自治体の議員や参議院の選挙区には政党所属の議員はいらないという考えももっています。)
「自分の選挙のことを考えたとき」という言葉が、いつか、「政治や社会全体のあるべき状態を考えた時」になってくれたら良いなと思うところです。
【……“敗軍の将”前原誠司に聞く国民民主・代表選 JNN単独インタビュー(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/733c245256a33ecfbbcb0de2c9866ccb496a913e?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20230906&ctg=dom&bt=tw_up 】