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LGBTを巡る台東区議会議員の議会発言について

 下記の台東区の松村議員の質疑が波紋を広げているようです。

 報道記事にある「質問は…自民党会派内で調整した」と言いますが、恐らく項目出し段階での党派内調整はしても、形式だけだったり原稿確認はしてない可能性も高いと思います。タイトルだけなら主要各党の議員が居る議会運営委員会も形式的には経ているはずです。

 また、全体から見ればごく一部にすぎませんが、台東区在住ゲイ当事者の知人と話をしました。2箇所のゲイバー集積地を抱える台東区。地元の当事者や、地元の議員が、松村議員に対して冷静にアプローチをし、議会全体で理解を深めていけるような道筋が見つけられると良いなと思っています。

 そして、
・炎上商法に乗っかってしまい、極論を言う人を利する事がない様にする。
・相手に通じる形で話合えるようにしていく。
・彼の支援者を含む区民全体の理解をどう深めていくか。
が大切だと思っています。

 なお、私と逆の立場ではありますが、下記に松村台東区議の質疑の公式動画へのリンクも載せました。
 松村議員の抱えている無理解や偏見や不安について、私が街頭演説や区内団体の会合にて出会う区民から頂くこともあります。また、時に私の支援者や、ゲストスピーカーでお話をしに行った先の学生から頂くこともある内容です。
 (学生への講演では、質問の時間や、リアクションペーパーについて、「まちなかでLGBT当事者に対して無理解をぶつけることで傷つけてしまうようなことはしてほしくないが、これは授業であるし、私はいまさら傷つきはしないので、今は未だぬぐい切れていない偏見などであっても、正直に言葉にしてもらって大丈夫ですよ」と伝え、言葉にしてもらった上で、それを払しょくしてもらえるような説明をするようにしています)

 今回の松村区議の質疑内容は、そうした声の総集編の様な内容です。
 私は普段、勇気をもって声をかけてくださった区民の方に対しては、まず怒ることなく傾聴し、無理解を解消する解説をし、偏見を拭えるように理解を求め、不安を軽減してもらえるよう温和に話をするようにしています。
 また、議会内の事であれば、当該議員と平場で話をすることに加え、議場においては、私なら削除や訂正は求めず、その議員や支援者層の抱える不安を打ち消す、あるいは行政の担当者に別の視点を与えるような質疑で行い、上塗りをするようにしていきます。
( あまり勝ち負けで計りたくないはないですが、
 議場において、相手の主張を打ち負かしたいと思った場合は、
 直接相手と公に議論をする機会はなかなかないため、
 議場において、行政との質疑の中で、
 相手の主張を覆したり、相手の主張を上回る行政からの答弁を
 引き出すことによってなすべきであると私は考えています。
  また、「議院内で国会議員が発言した討論の内容が、民事・刑事責任を生じさせるものであったとしても、議院外ではその責任を問われない」とする憲法51条の理念は地方議会にも準用すべきであると私は考えています。また、議会内での発言は区民の個人情報の暴露や、根拠法令の誤認などを除き、議事録の削除や訂正は極めて慎重であるべきであると考えています。 なお、今回の件はこれには当たりませんが、もし仮にこういう人がいてもということで述べておきますが、公民権が停止されない限り犯罪歴のある人や周囲から不道徳と言われる人が議員になる事も、犯罪行為を合法化するように議会の質疑で提言することもできるのが議会制民主主義であると考えています。もちろん、その議員を引き続き当選させるのも、解職の為のリコール請求をするのも、次の選挙で落選させるのも、選挙区の有権者に委ねられています。)
松村議員の質疑内容:
https://t.co/Ny4BIaJMzG

松村議員の質疑を巡る報道:
https://t.co/znW1Ln7SYT / https://t.co/ec8axZw5Pq


by wishizaka | 2023-10-02 11:27 | 国政や自治体全般の動きなど
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