決算について、仕事が休みだった一日しか傍聴できなかったため、部分的なことしか分かりませんでしたが、中野区の抱えている課題について、少し身近に感じることができる時間となりました。
自転車について、「放置自転車を減らすため、駐輪場の利用料金の弾力化を検討する必要がある」という外部評価の結果がでたそうです。これに対し区は、対策協議会において、買い物などで有料駐車場を短時間利用する場合は1日利用よりも安い料金設定にできないかということも議論をしているそうです。しかし、なかなか最終的な結論を出すには至っていないそうです。
省エネルギーで、環境も汚さない。自転車はとてもエコロジカルな乗り物です。ただ、その一方で長時間放置され、人や車の往来を妨げる原因にもなったりもしています。
私も健康によくで安上がりということもあり、区内の移動で自転車を利用することがよくあります。しかし、現在の駐輪場は必ずしも使い勝手のよいものばかりではありません。たとえば予めお金を払っておけば、区内のどこの駐輪場でも待たずにさっと自転車を停めて、すぐにお店に移動できるというような制度などができればいいのになぁと思いました。
また、教育について、小学校の低学年においても、いわゆる学級崩壊に近い学校があるのかという質問が前回までの委員会で出たようです。これについては現在、学習が成立しにくいクラスができてしまうこともあり、教育委員会が学校の対応を支援しているとのことです。
学習が成立しにくいクラスや、さらにそれが進んで学級崩壊をしてしまったクラス。そうしたクラスやそうしたクラスを抱えている学校を孤立させてしまうのではなく、教育・心理・福祉の専門家、そして保護者や地域の人が連携をしていくことがこれからますます大切になるのではないかと思います。