石坂わたるを応援していただく、ボランティア交流会のお知らせ

石坂わたるへのいつものご支援ありがとうございます。3期目に向けてボランティア登録をして下さっている方、ボランティアを検討中の方々の交流の機会を設定いたします。


 3月24日14時~15時半です。どんなことができそうか、ちょっと話を聞いて考えてみたいなという方などもぜひご参加ください。


会場:中野区本町6-27-12豊国ビル603 石坂わたる事務所


アクセス:・東京メトロ丸の内線新中野下車徒歩8分 


       或いは


     ・都営バス中野天神下車徒歩数分


3月24日14時~15時半



突然のご参加も歓迎ですが、できましたら、事前にご連絡を頂ければ幸いです。office@ishizakawataru.jp


# by wishizaka | 2019-03-19 23:34 | イベント告知・報告 | Trackback

区立平和の森公園についての変更議案について (推敲途中・編集途中)

(概要)

 行政は草地広場の地下に全く手を加えない提案が可能であった状況において、地下の工事を行う提案を行いました。

それに対して、変更議案に賛成をした議員も、反対をした議員も、草地広場を掘り返して地下の工事をすることはほぼすべての議員が容認する(あるいは容認せざるを得ない?)形で賛否が問われました。

にもかかわらず、草地広場をそのままの形で残すかどうかが争点であったかのように主張をする方がいることは、私の目には政争や茶番にしか見えず、また、行政の説明も真偽について信頼しきれない中、この状況は判断できる状況ではないと考え、本会議場から退席をいたしました。


(詳細)
 区立平和の森公園について、300mトラックなどをつくる予定を取りやめるけれども、

その地下部分の工事だけは予定通りに行う不思議な議案が出ました。


 なお、契約の変更を巡っては、建設委員会でのこれまでの質疑のやり取りでは、地下の工事を含めてすべての工事を取りやめる変更も可能であるが、そうはせずに、地下部分の工事を行った方が良いという政策判断によって草地広場の掘り返しとEPSブロック(発泡スチロール)の埋設を行う政策判断をしたとのことでした。


 EPSの埋設により、水はけの改善は見込めますが、費用と効果を考えれば、ちぐはぐさのある必要性の低い工事をするように思えました。


 また、区は雨水は地下の土壌への浸透を推進することが望ましいという全区的な考え方を持っているのにもかかわらず、

これまで雨水は地下浸透をさせてきていた部分も含めてEPSブロックの埋設により、雨水を集めて下水と同字扱いで排水として流し込む構造にするとのことでした。


 そして、EPSブロックを地下に埋設することについて、難燃性ではあるが不燃性ではないEPSブロック(「難燃処理が施されておりますが、直火に当たると燃えます。高温(80℃)になると軟化変形しますので火気厳禁、高温化での保管・ご使用は避けてください」とされています。 )を防災公園に埋設することに関してや、EPSブロックは発泡スチロール製ですが、過去に環境省が地下への埋め立てを制限していた時期があったためその安全性への配慮に関して、質問をしたところ、60cm程度の土や草の層がEPSブロックの上に作られるので、一部そこよりも幾分薄い場所もあるが、問題がないとの主旨の回答がありました。

 しかし、東京都下水道局が情報公開している資料では24センチ程度の厚みの箇所があるとのことが分かりました。24センチ程度でも土があれば大丈夫という判断を区はしているとのことでしたが、その前に60センチだから大丈夫という答弁をしていたことを考えると、信頼性に欠く答弁がなされたように思えました。

 なお、過去にはEPS工法工事中の公園で自然発火による火事が起きた例(危険物等事故防止技術センターの情報)がありますが、こうしたことが起こりうることを担当者は知らない様子でした。


 そして、私の質問に対してEPSブロックの埋設を含む工事は、国からの補助なども入っていますが、どの部分の工事が国費で区費かは区分できないという答弁をしていましたが、東京都下水道局が公開した書類(東京都下水道局に区が提出していた書類)にはEPSブロックについては区費の投入はなく全額国費であるように思えるような記載が見られました。

f0121982_02543131.jpg


 工事を延期すれば延期するほど、違約金が生じる時間がない中で、結論をすぐに出したいという主張を区は行っておりました。

しかし、地上の工事を辞めた場合にも地下の工事はそのまま行うのか否かという事については時間をかけた検討を行うべきように思えました。

区長が変わり政策変更を行う事、それによって経費が掛かることは必要経費でありそこは惜しむべきではないと私は思っています。

 予算の肥大化を抑制するというのであれば、31年度の予算に計上されている、中野大好き中野さんを含むシティプロモーション関係の事業予算約7000万円や、区長の公用車を新規に設ける予算約1000万円を1年先延ばしにすれば、違約金の費用は捻出できるようにも思えました。


 また、本会議場での議決直前に開かれた区議会総務委員会を傍聴していた際に、行政側から「工事が遅れると違約金がいくらになるかは不明」という話が出ました。

 しかし、すでに田中前区長の時代にできた現行案をストップし、酒井区長が提案している変更案を議論をするためか工事に中断が生じていて、違約金を払う必要が出ている中で、「今後の工事が遅れた場合の違約金がいくらくらいになるのかを職員が想定していない」ということは考えにくいと思われました。


 あげく、3月5日号の区報に「平和の森公園の愛整備について計画を一部変更したので説明会を開催します」という主旨の記事が掲載されました。しかし、変更するための議案が可決されていないどころか議会に対して提案すらされていない状況での掲載であり、問題であると思われました。


 そして、いつ出るのかと思っていた、変更議案が、定例議会最終日に提案されました。総務委員会に諮り、本会議場で即日での議決となるため、もし仮に一定数を持つ会派が修正案を出そうとしても難しいタイミング、また、無所属も含めて総務委員会以外の議員は何らかの形で質問を提起するにしても、それが難しいようなあまりにも時間がない形で進められました。

(議案が出る前に、行政がどういう変更をしようとしているのかは委員会での審査がされてきましたが、

 委員会での審査の結果が議案にどの程度反映されたのか反映されなかったのかは議案が出てくるまで分からずじまいでした)


 私は建設員会で変更議案でも工事がなされる地下の工事が不要なのではないかという質問をし、

むとう議員が厚生委員会でEPSブロック埋設の人体への影響について質問をしたほかは他の議員から

地下の工事は行う必要がないのではないか/大丈夫なのか等の主旨の質問等は出ませんでした。


 この工事の必要性について納得のいく説明が得られず、区の職員の説明が不十分であったり、信頼しきれない印象がぬぐえませんでした。

 また、それまで平和の森公園の工事に反対し、「草地広場はそのまま」と主張をしていた議員も、

なぜかEPSを埋設する工事については問題視することもなく、変更議案でも草地広場を掘り返す工事がなされるのに

「草地広場はそのままのこる提案を区長がしました」ということを発言している(工事がなされることを隠している?)状況に違和感がありました。
(万が一、今後、変更議案に賛成をした議員が「区長は草地広場を”手を加えず”に残そうとしたのに、議会の多数派がその案をつぶしたので、

草地広場に工事の手が入ることになってしまった」と発言するようなことがあれば、事実の歪曲にほかなりません。)


 区費も入る地上の300mトラックはやめる。工事を全部取りやめると違約金が生じる。地下のEPSの工事は行う。

EPSは全額国費であるように見える。

 これってどうなんでしょうか。


 こうした状況の中、本会議場において、私は席を蹴って退場しました。

(議会全体での結果は、賛成19、反対20、退席1で、否決となりました。なお、もし私が反対に票を投じていた場合も否決、

もし私が賛成に票を投じた場合も可否同数の場合は自民党の議長が最後の1票を投じるため否決となっていました。)


 もう一度言います。行政は草地広場の地下に全く手を加えない提案が可能であった状況において、地下の工事を行う提案を行いました。

それに対して、変更議案に賛成をした議員も、反対をした議員も、草地広場を掘り返して地下の工事をすることはほぼすべての議員が容認する(あるいは容認せざるを得ない?)形で賛否が問われました。

にもかかわらず、「草地広場をそのままの形で残すかどうかが争点であった」と主張をすることは、(主張をする方の発言の意図は想像の域を出ないので、そうであることについて確たる証拠がないところではありますが、)私の目には政争や茶番にしか見えません。


 その方の意図するところではない結果となってしまったかもしれませんが、

「私はあなたに次の選挙で投票はしません。でも、こういう問題があります」等々の形で

問題点を教えてくださった方々に対して有難かったと思っています。

また、モノを作るときには地下のことを考えるという事について私が認識不足であったことを痛感致しました。

今後は目に見えない部分もきちんと考えることが必要であると思います。

 私が今回の件でどういう投票行為をしても、仮にEPS工事をしないことになったとしても、この件に関しては

ご批判を受け続けることことこそあれ、それによって何らかの形で票が入るとか、支援者が増えるということはないという事は認識しています。

 EPSの工事が不要であることで見解が一致した方ともほかの点では異なる部分のほうが多いと思われているかと思います。

ただ、私なりに優先順位の高低はありつつも、だんまりを決め込むことなく、行政に向き合っていきたいと思います。



# by wishizaka | 2019-03-19 03:19 | 議会内の活動(質問など)

「保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出について」についての討論

15日で終わった2期目の任期最後の定例議会においておこなった2つの討論(賛成討論1つ、反対討論1つ)


の2つ目です。


 所得無制限の保育の無償化よりも保育士の処遇改善や保育所増設や多様なニーズに対応できる保育の拡充に予算を割くべきであるという立場、及び、所得再分配の観点から所得の水準によって応能負担を求める立場からの討論を行いました。  


 以下、読み原稿の文章です。原稿通りに読んでいない場合もありますので、最終的なものは後日公開される会議録をご参照ください。


~~(以下、手元の原稿)~~

 第3号陳情に対する反対の討論をいたします。


 国に対して「保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書を提出してください」との趣旨が書かれており、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置に対しては異論はありません。


 しかし、理由として書かれている4項目の中で、給食の「食材費は、無償の対象にすること」には賛同いたしかねます。


 幼児教育・保育の無償化がこのまま実現すれば、金銭面で助かる家庭が存在することは事実でしょう。給食の無償化を歓迎する人がいることも分かります。しかし、2017年11月26日の日本経済新聞に掲載された、当該新聞社の世論調査の結果、「保育無償化に関して高所得者は負担をすべき」という意見が57%にのぼっております。また、「無償化などしてくれなくていいから保育所のキャパシティーを一刻も早く増やしてほしい」、「保育園に入れない子を持つ親にとっては恩恵がない」、「強い必要性があるわけではないが、タダなら使おうという不要不急の需要の掘り起こしにつながってしまうのでは」という親御さんの声もあります。


 保育費本体の無償化だけでもそういう声がある中、給食費まで無償にしてしまうと、さらにそうした傾向に輪をかけることになりかねません。


 もちろん経済的に保育料に関して支援を必要としている家庭もあります。そのため0歳~2歳の子どもを預ける際には、従来も無償化の制度があり、その対象になるための所得制限が設けられてきました。低所得者層の給食費無償化については否定するものではありませんが、高所得者層の給食を無償化するために多くの財源を充てるのではなく、所得の多い層には給食費などを含めて応能負担をしてもらうことが必要ではないでしょうか。そして、保育士の待遇をよくして保育士不足の解消に向けた取り組みを進めたり、保育園を増やして待機児童をなくす取組、多様なニーズに対応する保育を進める事こそが必要ではないでしょうか。


 給食費の所得を問わない全面的な無償化に割けるお金があるのであれば、保育士不足や保育所不足解消等に回すべきと考え、本陳情に反対致します。



# by wishizaka | 2019-03-16 03:08 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

平成31年度予算についての討論

 2期目の最後の定例議会が15日で終わりました。


 なお、今回の定例会では、2つの討論を行いました(賛成討論1つ、反対討論1つ)

( 質問等は答弁部分の原稿をもらえないため、改めて後日公開される議事録や、

各戸に配布される区議会だより、石坂が一議員として発行しているたつのこ通信などをご覧ください。 )


 1つ目は平成31年度予算についての賛成討論です。


(1)国民健康保険事業特別会計


 新年度からの取り組みに関して、外国籍の国保加入者に配布を行う外国語版ガイドブックを現在の英・中・ハングルにベトナム語やネパール語を加えた5言語とすることなどの取り組みを評価しました。

 一方、モバイルクレジット収納・ペイジー収納を導入することに関しては、コストをかけてシステムを導入しても、モバイルクレジット収納でクレジットカードを使用すると、手数料が支払者負担となることについて、利用者の伸び悩みが生じるのではないかという課題点を指摘しました。

( 納付書を用いた保険料の徴収において、電子マネーチャージにもポイントが付くクレジットカードを用いてチャージをした電子マネー「nanaco」を使ってセブンイレブンで保険料を支払うと、手数料がかからないどころか、最大で支払額の1.2%ポイント還元がなされます)



(2)介護保険特別会計


 認知症サポーターに関し、サポートリーダーの育成を始めたことはよいのですが、この制度に限らず、区の取組みで育成された人材をどう活用していくのか、31年度以降地域で活躍をしたいという方にどう活躍をしてもらうのかも考えていくことが急務であることを指摘しました。



(3)用地特別会計


 公有財産購入費として平和の門を含む矯正研修所等跡地取得が計上されました。これには平和の森公園建設予定地を含むものですが、平和の森小学校が歴史・文化と、現在の教育・建築デザインが調和した学校づくりにつながることへの期待を表明しました。

(平和の森小学校の建設予定地にある旧・中野刑務所正門について、私は歴史的価値・建築学的価値を鑑みて保存すべきと考えており、現在の行政が存続の方向に舵を切ったことを評価しています)



(4)一般会計

今回の予算における具体的な事業等で、評価している事

・中学校における特別支援教室の整備と巡回指導の実施。

・学校の図書館機能の充実化や、図書館の統合と地域開放型学校図書館の整備に不可欠な区立図書館と学校図書館の蔵書検索等のシステムをつなげられるようにすること。

・中野駅周辺のユニバーサルデザイン・バリアフリー化を停滞させずに、今後もきちんとバランスよく進めていく姿勢を示したこと


今回の予算における具体的な事業等で、評価しかねる事

・前区長は自ら公用車を廃止して経費削減を実施、自転車、徒歩で登庁、遠隔地にはタクシーなどで移動をしていまししたが、区長が変わったばかりの今回一般会計において1150万円の予算を計上していること。

クルトン中野や都市観光施策の効果検証が十分なされていないまま、中野大好き中野さんを用いたシティプロモーション事業にいきなり7000万円以上が計上されていること。

何年も前に議会が議決をし、検討が続けられてきた精神障碍者に対する福祉手当がようやく事業化される以外は、障碍者向けの目新しい施策がなく、「市区町村への支援を充実するなど、在宅で人工呼吸器を使用されている方の災害時における安全確保対策をさらに進めていく」という方向性を東京都が打ち出し、災害時の人工呼吸器使用者に対する発電機の購入・配布が東京都の「包括補助」を用いれば可能であるはずのものに関しても、31年度の予算に計上がなされなかったこと。

・意図的に除外していなくても声が届きにくい人がたくさんいるという前提に立って、「みんなの声」を全体として拾い上げていくだけでなく、ユニバーサルデザインを進めていくうえで配慮が必要となる方々について、しっかりと気を配る事が不十分であったこと


③予算規模と財源について

 今回予算規模が大きくなるとともに、区債発行額が大きく増えたことについて、31年度に関しては区長が変わった直後の最初の予算であることから、移行の期間とも言えますので、(政策変更などに伴う)一定程度の歳出増は致し方ないとの判断をしました。

 ただ、再来年度のオリンピック・パラリンピックの開催を控え、来年度は景気の状況が上向く可能性がありますが、再来年度半ば以降は景気が冷え込むリスクがあり、こうした傾向がそれ以降も続くことがないようにと指摘をしました。

(具体的な額としては、予算規模は1,521億7,200万円となり、前年度に比べ6.6%増。特別区債の新規発行額は33億円超から102億円超へと207%の増となり、一般会計における区債の発行総額は137億円超から206億円超に増えます。)

 また、区債の利子分は区の負担となることもあり、基金とのバランスや歳出抑制の視点をしっかりと持つこと。そして、セイフティネットを手厚くきめ細やかにしていくこととと、それを支える経済的な区全体の成長と所得の底上げのバランスを踏まえながら進めることが必要生についても言及しました。


④「喫緊の区政課題」に対応する予算組み等に関連し、所信表明における区長の「多岐にわたる喫緊の区政課題について、様々なご意見をいただき、対話の区政実現に向けた手応えを感じています。」との発言について。

 確かに区長が変わり「対話の区政」が一定程度進んでいるとは思います。しかし、それと同時に、まだまだここで「手ごたえを感じて」いると思われては困るとして、以下の点を挙げました。

・区民にとって、対話の場を開いた時に、必要な情報を探して手に入れることができている人、都合をつけてその場に足を運べる人、多くの人が参加をする場で勇気をもって発言できる人はまだまだ限られていること。

・中野区における人口構成比から考えた時、これまでの対話の場に参加をすることができた妊産婦や外国人、障がい者、LGBT等がどれだけいるのか(あまりいないのではないかということ)を考えるべきであること。

・区長部局が平成30年終盤に「中野区在宅障害者(児)緊急一時保護事業」の廃止の提案を、当事者不在のまま、議員にも十分な説明がないまま進めてしまい、議案が否決(立憲・共産が施設廃止の議案に賛成し、自民・公明・都民ファースト無所属の会・全無所属議員が施設廃止に反対)されるという事態に陥ったことについて、ただ単に、広く呼びかけ説明すればよいのではなく、誰が「ステークホルダー」いわゆる「利害関係者」なのかをきちんと考え、その声を丁寧に把握していくという姿勢が必要であること。

を指摘しました。



# by wishizaka | 2019-03-16 02:50 | 議会内の活動(質問など)

東日本大震災から8年が経ちました。

東日本大震災から8年が経ちました。

 東日本大震災当日、私は自分が初当選をした2011年の中野区議会議員選挙の直前で、地震があった瞬間は駅のホームにいました。連日3時間程度の睡眠時間であったため、一瞬立ち眩みをしたかと思ったのですが、周囲の様子を見て自身であることに気づきました。周囲がガタガタと揺れ、私学の制服を着た帰宅途中の小学生が泣き出し、大人も不安でいっぱいいっぱいという面持ちでした。

 揺れが収まった後、情報の収集と自分が何ができるのかを考えた時、まだ議員でなかった私にとって、以前からボランティア登録をしており、災害関係のボランティアの研修等も受けていたため、中野ボランティアセンターに動かない電車ではなく、バスを使って移動をしました。

 最終的に災害ボランティア本部の立上げ等はなかったものの、中野ボランティアセンターと同じ建物内での、精神障碍者の方の夕食会のボランティアが足りないとのことで、そこでのボランティアに入らせてもらいました。

 ボランティアを終えて自宅に向かって、中野駅方面から南台の自宅への中野通りを南下して帰宅しましたが、途中、大久保通りや、青梅街道、方南通りなど東西に走る道路が徒歩で帰宅される方々で満員電車の中のなかのような人波となっていました。

 その後、福島第一原子力発電所での事故が発生し、一時、東京都でも、水道水から1キロあたり210ベクレルの放射性ヨウ素の検出がされました。これは乳児の飲み水についての国の基準の2倍を超るものであったため、中野区でも備蓄していた水の配布を行う事態も生じました。

 その後、災害支援者・災害ボランティア(中野ボランティアセンター、行政書士会、エンガワなど)として、あるいは議員として津波の被害を受けた場所や、放射線被害を受けた場所、仮設住宅、被災自治体の役所等を訪れたり、支援活動から戻られた方々の話(精神保健福祉士会、中野区被災地派遣職員等)を聞く作業を重ね中野区内でも次のような取り組みを議員として推進をしてきました。

災害時の緊急車両が通れない狭い道路の解消や建物の不燃化建替えの推進

(中野区では建物倒壊危険度が比較的低い反面、火災危険度が非常に高い地域となっています)

・学校のガラスの飛散防止化等、全公共施設のガラスの耐震化。(それまでは学校の廊下等で未対応の場所が多くみられました)


f0121982_13001961.jpg

・乳幼児親子用二次避難所や、高齢者用二次避難所への備蓄物資の平常時からの配備。(それまでは必要に応じて通常の避難所から二次避難所へ人力で適宜運ぶ想定になっていました)

・災害弱者を支援するための名簿の整理(災害時の避難行動要支援者名簿、非常災害時救援希望者登録制度、平常時の見守り対象者名簿などがバラバラに存在する状況でした)

・避難所に付け外しが簡単に行える段差解消スロープの用意(それまでは、防災担当では選挙の投票時に使用するスロープの体育館での使用が想定されていましたが、選挙管理委員会に石坂が調査をしたところ、専門業者でないと設置が不能なものであることが判明し、簡易に設置ができるものを用意しまいた。)

・区内4か所のすこやか福祉センターに、人工呼吸器を使われている方などのための電源ステーションの設置。

・区が作成している防災緊急連絡カードに同性のパートナーを指名することが可能であることを確認。(それまでは、禁止はされていないものの、可能ともされていませんでした。)

・東北復興大祭典なかのと同時開催の復興祈念展での、被災地派遣職員による、現地報告の毎年の開催

などを実現しました。

また、現在、障碍者用の二次避難所に、発電機を含む備蓄に関して障害当事者と意見交換をしながら何を備蓄すべきなのかの検討作業や、医療的ケアを受けている方の個別避難訓練の実施に向けた働きかけを行政に対して行っています。




f0121982_13001953.jpg
↑被災後まだ間もないころの東松島市周辺

f0121982_13001870.jpg
↑被災後間もない石巻市役所の仮庁舎の周辺 (石坂も一行政書士として、支援活動に参加。津波の被害を受けた自動車に関連する手続きの支援をしました。)


f0121982_13001992.jpg
f0121982_13052388.jpg

↑全国若手市議会議員の会にて福島原発事故で被害を受けた帰宅困難区域及び福島県富岡町の災害対策本部跡(全町避難直前のホワイドボード)などの視察


f0121982_13001961.jpg
↑中野ボランティアセンター・中野カフェによる東松島市の仮設住宅「鷹来の森」での支援ボランティア活動に参加。(バルーンのキリンは私が作成して地元のお子さんにお渡しした物)

f0121982_13001913.jpg
↑ 中野区内団体「エンガワ」にて被災後しばらくたって時期のスーパーにて、地元を元気づけるワークショップ等を実施

f0121982_13002021.jpg
↑中野区内で開催された脱原発パレードに参加

f0121982_13002068.jpg
↑ 中野区社会福祉協議会・中野ボランティアセンターの災害ボランティアとして総合防災訓練に参加。障碍者団体の方の支援や、障碍体験コーナーの手伝いをしました。


関連リンク:

http://ishizakawataru.jp/photo/05_04.html

https://ishizaka.exblog.jp/24266560/

http://ishizakawataru.jp/photo/04_07.html


# by wishizaka | 2019-03-11 13:58 | その他 | Trackback

石坂わたる執筆記事の雑誌掲載のお知らせ。


f0121982_01192522.jpeg

3/3発売の雑誌「調査情報no.547(2019 3-4) (パラダイムシフト? 誰が、何が、変えている) 」【 TBSメディア総合研究所 】に 私が執筆しました記事が掲載されます。


f0121982_01194741.jpeg
今回、公立・私立双方の教育・保育におけるの現場での経験を踏まえた執筆をしました。


f0121982_01201245.jpeg


ぜひお手にとってご覧ください。

リンク tbs-mri.co.jp/info/top.html




# by wishizaka | 2019-03-01 01:18 | メディア掲載情報 | Trackback

ボランティア募集のお知らせ

皆様

お世話になっております。
2期目の任期末も近づいてきました。3期目の挑戦に向け、
石坂わたるの政治活動や活動報告「たつのこ通信」の配布を支えていただけるボランティアを募集しております。

お仕事帰り等での短時間のご協力も歓迎です。
様々なマイノリティの人もマジョリティの人も誰も自分の属性をオープンにしてもしなくても、居心地の良い雰囲気を心がけていますので、安心してご参加ください。
様々な人と一緒の場を共有していただくことで、
様々な出会いや気づきも得られるかと思います。

なお、直近の日程は以下の通りです。
飛び入りでのご参加も可能ですが、可能であれば予めご連絡いただけたら幸いです。

様々な方にボランティアに来ていただきながら、まだまだ人手が全く足りておりません。
お仕事に、ご家庭に、プライベートにとお忙しかったりスケジュールが詰まっているかと思われますが、
何卒よろしくお願いいたします。お力お貸しください。

2月
16日(土) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
17日(日) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
18日(月) 12時-18時
19日(火) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
20日(水) なし   (連絡いただければ19時以降に可能です。)
21日(木) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
22日(金) 12時-18時
23日(土) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
24日(日) 12時-20時(連絡いただければそれ以降も可能です。)
…… (この間は日程詳細未定です)
4月14日 午前中  (この日は人海戦術での人手が必要です。予定を開けていただけたら幸いです。)

場所:石坂わたる事務所(中野区本町6-27-12豊国ビル603)等

問合せ・申し込み・連絡先:(1) office@ishizakawataru.jp
(2) 上記時間帯は電話での対応も可能です。 03-6304-8758

事務所アクセス:
(1)東京メトロ丸の内線新中野駅を下車。青梅街道を荻窪方面に向かって歩くと、青梅街道の南側にあります。徒歩約8分
(2)新宿駅より王子行(王78)、代田橋行(宿91)の都バスにのり、中野天神下車徒歩2分。 ( このバスは、中野坂上からも乗車できます)
(3)野方駅南口バス停(通常の野方駅のバス停ではなく、環七に出たところにバス停があります)より
新宿駅行(王78)都バスに乗り、中野天神下車徒歩4分 ( このバスは、王子駅、中板橋駅、新桜台、高円寺の各駅からも乗車できます )
(4)方南町駅近くの方南八幡通りバス停より新宿駅行(宿91)都バスに乗り、中野天神下車徒歩4分 ( このバスは、新代田、代田橋の各駅からも乗車できます。)

*情報拡散について*
「いいね」は支援の輪を広げる上であまり有効ではないというのが正直な状況です。「いいね」をしていただけるお気持ちがあり、ご協力をいただけます場合は、「いいえ」よりも、「シェア」をお願いいたします。


# by wishizaka | 2019-02-16 04:14 | Trackback

平成30年第4回定例会 議員提出議案について

議員提出議案のうち、
「選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書」に賛成をしました。
なお、結果は賛成多数で可決をしました。(石坂も賛成しました。)
今回の意見書は、区民から出されていた「選択的夫婦別氏(夫婦別姓)制度の法制化を求める意見書の提出に関する陳情」に基づいて作られました。

【意見書の内容】

選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書
1996年2月26日、法務大臣の諮問機関である法制審議会が選択的夫婦別姓制度の導入を含む民法改正案を答申してから22年が経過しました。最高裁判所は2015年12月16日、「夫婦同姓規定には合理性があり合憲」とする初判断を示した上で、その後の検討を国会に委ねましたが、議論が進まないまま今日に至ります。
内閣府は2018年2月13日、「家族の法制に関する世論調査」で夫婦別姓制度導入の賛成が42.5%に達し、反対の29.3%を上回るという結果を公表しました。このような社会の気運を鑑み、国において制度導入に向けた議論が進められるべきです。
改姓によりそれまで築き上げてきたキャリアに分断が生じる人や、姓の折り合いがつけられず結婚そのものを諦める人など、社会的な不利益・不都合をこうむる人が一定数いることは事実です。多様化する社会において、適切な法的選択肢を用意することは、国の責務であると考えます。
よって中野区議会は、国会及び政府に対し、選択的夫婦別姓制度を法制化することを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣    あて
総務大臣
法務大臣


# by wishizaka | 2018-12-15 02:13 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

30年第4回定例会最終日、本会議での区長提出議案への討論等

 平成30年第4回定例会の最終日の本会議にて、区長提案の議案のうち、「知的障害者生活寮条例を廃止する条例」と「中野区組織条例」に反対をしました。

 「知的障害者生活寮条例を廃止する条例」の私の反対理由については、私の一般質問 https://ishizaka.exblog.jp/30219435/  をご覧ください。なお、採決の結果は賛成少数(石坂を含む反対多数〈自民、公明、無所属全員、都無が反対〉)で否決されました。
 あまりに当事者の声を聴かぬまま決定し、周知期間も短く、現在の入所者や利用者に対する代替手段も不十分であることから反対をしました。

 「中野区組織条例」の私の反対理由については、下記の討論原稿をご覧ください。なお、採決の結果は賛成多数(賛否に加わらない議長を除く40人の議員のうち、石坂を除く39人の全議員が賛成。石坂のみが反対)で可決されました。
 縦割り行政を廃し、区長のリーダーシップが発揮しやすく、全庁的に地域福祉や地域経済・まちづくり課題に取り組む為に田中前区長時代に作られた組織体制が大きく変わることについて疑問を感じ反対をしました。

【「中野区組織条例」の反対討論の原稿】*原稿通りに読めていない場合があります。詳細は中野区議会HP等にて後日公開される議事録をご覧ください。

第95号議案中野区組織条例に反対の立場で討論をいたします。

本条例は組織の編成を改めることを理由として、新たな内部組織の設置及び分掌について定めるものです。

 組織を整理し区の組織を簡素化して分かりやすくするその主旨については賛同できる面も多々あります。

 しかし、地域支えあい推進部と健康福祉部が部として同列に並立する組織についてはどうかと思うところです。

経営本部体制が採られ、その後支え合い推進室がつくられる以前は、その所管部分の多くは保健福祉部や子ども家庭部の中に置かれていました。それが経営本部体制を経て、経営本部がなくなった際に新たな部が一つ増えてしまうということはいかがなものでしょうか。

私は議員になった当初からこれまで過去の質問・質疑や予算や決算の討論など様々な機会に「経営本部に置かれている支えあい推進室は事業部制をとる各部からは独立をした横断的組織であり縦割りがないようにする。」、「経営本部長が区長であることから各部に対して待ちの姿勢ではなく、イニシアチブがとれるようにする」、「すこやか福祉センターがフロントで、健康福祉部や子ども教育部がバックであることの意味」について再三取り上げてまいりました。

ここで、経営本部や支えあい推進室がつくられた経緯について触れておきます。

経営本部体制に向けて組織検討を行った平成19年の第1回定例会での議事録を読み返すと、部をまたがる大きなプロジェクトやリーディングプロジェクトについて全体調整を経営本部会議で行う。事業部との関係では経営本部が具体的な戦略や方針を決める。事業部はそれに基づいて具体的な事業を執行するというマネジメント体制を強化するための経営戦略をとる。基本方針を経営本部体制によってつくりだす。という考え方が述べられています。

また、支えあい推進室の立ち上げに向けて検討を行った平成22年の第3回定例会では複数の事業部にかかわる課題の調整、重要課題の事業を推進するために、都市政策推進室と地域支えあい推進室を経営本部の中に設けることが必要であること。区民や行政による地域でのさまざまな活動、地域を舞台として展開される施策については、さまざまな部門との連携が重要であり、一元的にセクションを設け、全庁的な観点から施策を総合調整を図る必要もあるために経営本部の中に位置付けること。との説明がなされています。

また、近年においては、高齢、障がい、子どもに関する総合的な仕組みづくりが必要となる地域包括ケアの検討について、健康福祉部の福祉推進が担っていた際に仕組みづくりが遅々として進まず、支えあい推進室に移された際に急速に進んだことがありました。

当時、支えあい推進室の副参事自ら、高齢者関係のところなどにいろいろと足を運ばれているという話や、地域包括ケア担当が様々な部署に働きかけて動いているという話を役所内外のあちこちで耳にしました。ようやく支えあい推進室がイニシアチブを取って各部署と連携をしていく形ができつつあるのが現状ではないでしょうか。このことは、当時、地域包括ケアを担当する副参事であった酒井区長ご自身もご存じのことと思われます。

区の職員の中には「部も室も同じ」、「部長も室長も同じ」とおっしゃる方もいるなど地域支えあい推進室が室であることの理念が徹底されず、室であることの良さが十分生かされていないことは感じてきました。そうした中で職員の意識の実態に合わせて地域支えあい推進室を部にしてしまうという考え方があり得ないわけではないとは思います。また、「今後も地域支えあい推進部は横断的なことができる部にする」という説明もなされています。

しかし、経営本部における室であるという横断的な組織としての理念の看板を下ろしてしまうことは、縦割りに拍車がかかるおそれがあります。

また、部と室が併存することは確かに仕事が重複をする部分が生じることがあります。しかし、部と室が重複して区民を支えることは、お互いの所管する業務の境界線を意識しすぎて制度のはざまに支援を必要としている人を落としてしまうことと比べればずっと良いことです。

こうしたことから、経営本部における支えあい推進室を部にしてしまわないほうが良いと考えます。そのため、第95号議案中野区組織条例に対して反対をいたします。



 


# by wishizaka | 2018-12-15 01:55 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

平成30年第4回定例会 主な陳情について(中野刑務所正門の保存等についての石坂の考えを含む)

陳情「(件名) 平和の森小学校新校舎の早期建設・完成について」について

【陳情の主旨】
①2023年4月からの新校舎供用開始を強く求める。
②新校舎の設計にあたっては現場の意見をよく聴取し、細心の注意をはらうこと。
③多数の児童が安全にのびのびと屋外活動ができる教育環境を整備すること。
④旧中野刑務所正門の解体もしくは学校敷地外へ移築すること。

【経緯】
 中野刑務所(豊多摩刑務所)は、1910年(明治43年)に市ヶ谷監獄が手狭になったため起工、1915年(大正4年)5月 - 竣工
現在は正門が残されていますが、当時の著名な建築家であった後藤慶二の現存する唯一の建築物と言われています。
 中野刑務所には多くの政治犯や思想犯も収監され、大杉栄、荒畑寒村、亀井勝一郎、小林多喜二、三木清、中野重治、埴谷雄高、河上肇、大塚金之助、戸田城聖(敬称略)などが中野刑務所に収監されていました。
 この土地には平和の森小学校の新校舎が建てられることが決まっていますが、その建築にあたりこの門を撤去するのか、学校の敷地内に保存をして東京都の文化財指定を目指すのかどうかが問題となっていました。
 酒井区長は、この門の現地での保存に舵を切り、正門を残すことによる新校舎における土地の減少分を確保するため、他目的で確保していたまちづくり用地を学校の敷地に組み込むことで問題を解決する(門を残し、学校の敷地も確保し、校舎も当初の予定通りの竣工を目指す)方針を打ち出しました。
 こうした中での、今回の陳情審査となりました。
 私は中野刑務所の正門について、これまでも、区民の方や、建築の専門家の方、区の学芸員、同僚議員と足を運び、複数回現地の様子を見てきました。また、平成26年09月25日中野区議会決算特別委員会においては歴史的遺産として残していくべきであるとの主旨の総括質疑をしております。
 
【石坂の賛否と結果・理由】
 学校の建築を遅らせることなく、また学校の敷地面積を十分確保しつつ、旧刑務所正門が残せるとの判断から、
主旨の①~③については賛成、④は反対という賛否としました。

 なお、最終的な結果は、
①、②、③ → 石坂を含む満場一致で可決。
④     → 賛成少数(石坂を含む反対多数)で否決。
となりました。

 今回の件については酒井区長がリーダーシップを発揮しての英断を高く評価します。 


f0121982_09482113.jpg


f0121982_09482150.jpg

f0121982_09482299.jpg
f0121982_09482375.jpg


なお、政務活動費の飲食を伴う会合への使途の禁止に関する陳情については継続審査となっております。

# by wishizaka | 2018-12-15 01:23 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

平成30年第4回定例会一般質問

【質問項目】

1 ユニバーサルデザインについて

(1)知的障がい者のユニバーサルデザイン実現における参画について

(2)学校での対応について

(3)中野区パートナーシップ宣誓制度について

2 MICEについて

3 福祉人材について



【主な質問の概要】

学校におけるユニバーサルデザインを進めるべき。

石坂:①トランスジェンダー等の生徒が生得的性別と異なる制服を選べるようにすべきでは。②親の同行ができない医療的ケア児の区立学校での受入れや都立特別支援学校への通学をどう保障するのか。

教育委員会事務局次長: ①他者の目を気にせず、自然な形で選択できるよう学校長に働きかけたい。②医療的ケア児の就学も最適な学びの場を確保する。

福祉施設の人材を確保すべき。

石坂:他施設での受け入れ態勢が不十分なまま、やまと荘とやよい荘の廃止を人材難を理由に進めることは問題だ。法内施設も含め、区は福祉人材の確保どのように考えるのか。

健康福祉部長: 施設で必要な支援内容の把握に努め、福祉人材の確保の取組みを検討したい。




【より詳細な質問内容 (石坂の質問原稿 及び 答弁のメモ)】*質問部分について原稿通りに読めていない場合や、答弁のメモを取る際の漏れや誤記等もある場合があります。より正確な内容は区議会のHPに後日掲載される議事録にてご確認ください。


石坂:

質問問いたします。

1.ユニバーサルデザインについて

(1)知的障がい者のユニバーサルデザインにおける参画について

   ユニバーサルデザイン推進条例ではすべての人が暮らしやすいなかの区をつくる主旨から、全員参加型社会をうたっています。ユニバーサルデザイン推進計画の策定やその後の進捗・施策展開などについてすべての人が暮らしやすい状況になっているのかどうか、どのような課題が残されているのか、どのような解決をすべきなのかについて、障がい者や高齢者や外国人やLGBTや女性等の様々な当事者の声を聴くことが必要であると思われますがいかがお考えでしょうか。

 

   特に、障がいに関しては様々な種類の障がいがあります。こと知的障がいに関しては家族や支援者の声を聴くことで済まされていることが多い現状があります。軽度の知的障がい者はある程度自ら日々感じていることを表現して伝えていくことができます。また、中度の障がい者であっても家族や支援者のサポートは得つつも自らの意思を表明することが一定程度可能です。知的な障がいがあることで判断能力がないという偏見によって、かつては後見人がついた知的障がい者は選挙権がなくなりましたが、現在は被後見人である知的障がい者も議員や首長を選ぶ権利が回復し、これは判断能力がないということが否定された側面でもあります。また、知的障がい特別支援学校では生徒会等の選挙も、クラスの代表による話し合いもおこなわれています。知的障がい者に日頃思っていることや困りごと、また、区の様々な施策や事業などについて意思や意見を表明する機会を作ることがユニバーサルデザインの推進につながると思われますが、どのようにお考えですか。


(2)学校での対応について

   中野区立の学校において、ユニバーサルデザインを進めるうえで、障がい者のいる世帯、日本人と外国人の混合世帯、同性カップルやその子どもで構成された世帯など、多様な家族や区民が存在することや、中野区がユニバーサルデザインを進めていることを社会科等で使用する中野区作成の副教材等に取り入れることが必要と思われますがいかがお考えでしょうか。


   また、公立中学校で、トランスジェンダー・性同一性障害のお子さんに関して、生得的な性別と異なる性別の制服を例外的に選択できる例も他自治体等では見られていますが、ユニバーサルデザインの考えに立てば本人が申し出て許可を得るまでもなく、自らの性自認に合わせた制服を選べるようにすべきと思いますがいかがお考えでしょうか?また、こうした制服の選択に関して教育委員会ではどの分野が所管をすることになるのかも併せてお教え下さい。


   さらに、医療的ケアを必要とするお子さんについて伺います。様々な理由から区立小学校入学時に医療的ケアが必要なお子さんに看護師がつかず、親御さんが連日子どもに付き添わねばならなくなったケースを耳にしています。また、都立の特別支援学校に通う際に定員などを理由に医療的ケア対応のスクールバスに乗せてもらえないあるいは、現状で訪問教育を受けているお子さんなども含め、新たに医療的ケア対応のスクールバスに乗って通学をしたいと思っても、定員いっぱいとの前情報から申し出ずにいる方が少なくないという話を聞いております。

   医療的ケアが必要なお子さんが親御さんが同行できなくても通学する権利や、医療的ケアが必要なお子さんが保護者の同行・同乗しなくても都立の特別支援学校に就学・通学をするという権利など、医療的ケアを必要としているお子さんの教育を受ける権利をどのようにお考えですか?また、区としてどのような手段を取りますか?


(3)中野区パートナーシップ宣誓制度について

   中野区パートナーシップ宣誓制度が始まって3か月がたちました。これまでの受領証の交付者数やその内訳及び、登録者数やその伸びについて他の自治体と比べ、どのような印象を持っていますか?また、こうした伸びは区民のどのようなニーズや期待によることと思われますか?


   そして、期待に応えるため、民間事業者や区民に対して今後どのような取り組みが必要であるとお考えでしょうか。また、近々にどのような取り組みをしていくのかを教えてください。


2.MICEについて

   昨年中野サンプラザ及び、現在は中野セントラルパークカンファレンスとなった当時のコングレスクェアにおいて日本エイズ学会の総会・学術大会が開催されましたが、今年は11月16日~18日に障害者歯科学会が開催され、中野サンプラザで行われた市民公開シンポジウムには地域支えあい推進室の副参事が登壇しました。

   現在、単独では十分な面積や部屋数がない既存の中野サンプラザと中野セントラルパークカンファレンスとで、両施設を活用した学会の開催が可能となっています。学会を含むMICE関係では来街者が増え、参加者は通常よりも食事やお土産の購入等に多めの消費を行うといわれており、経済効果も期待されます。また、学会の開催に対して区行政、区民、地元商店街等連携による機運醸成によって、在住・在勤者の意識啓発や知識向上を図ることも可能です。区は今後のMICEに関してはどのようなことを進めていきますでしょうか。


   ただ、現在の中野サンプラザは学会仕様で建設されていないために使いづらい面があるという声や、障害当事者が参加する学会の開催にはバリアフリー上の問題があるとの声もあります。

   酒井区長も中野サンプラザを建替える方針を打ち出し、新サンプラザはMICEすなわち会議や研修、招待旅行、学術会議や国際会議、展示会またはイベントといったことへの対応やユニバーサルデザイン・バイアフリーを意識した建築やインフォメーションのサインの掲出等が求められます。また、中野セントラルパークカンファレンスと一体的な利用をする場合の使い勝手の工夫や両施設の動線なども視野に入れることが必要です。

   サンプラザの後継施設の再整備において、MICEの対応やユニバーサルデザイン化、中野セントラルパークカンファレンスを含む四季の都市(まち)との一体性についてどのように進めていきますか。



3.福祉人材について

   やまと荘とやよい荘について、福祉人材の確保の難しさを理由に、既存の事業者を含む様々な事業者が、受託について手が上がらず施設廃止がなされようとしています。

   今回の両施設廃止に関し、「施設利用者の親に対してしか区の説明がなかった」、「仕方なく保護者の側で主催した会に区の職員に来てもらった」、「保護者が自分たちが施設での支援を担うという申し出や、やよい荘のグループホーム化の要望もしたが聞き入れられなかった」との声も耳にしています。 

   ほかにも、送迎の問題、定員の問題、これまでは法内施設を目いっぱい使ったうえでやまと荘などの宿泊利用もしていた障がい児者にとって利用可能な日数が減ってしまう問題などを指摘する声を耳にします。

   そもそも、早い段階での人材確保に向けた手を打たず、他に受け入れが可能な体制がとれる施設が十分に確保・整備できないまま、区としてこのまま現行の施設の廃止を人材確保難を理由に進めてしまうことは大きな問題です。

   特に今回廃止という話が出た施設は法定外施設ですが、少子高齢化の進展による労働力人口の減や、福祉的な仕事が選ばれにくくなっている状況の中、今後、障がい者福祉、高齢者福祉、児童福祉等における法内施設の福祉分野の人材難も想定されます。

   また、職員の頭数の問題だけではなく、今後も存続するショートステイが可能な施設であるコロニーもみじやま支援センターにおいて、「知的障がい者は受け入れ可能だが、重度の身体障がい者については、職員のスキルの水準の問題から、現状では受け入れができない」と断られることもある状況が続いているとの声を区民の方から頂いています。

   施設運営を民間が担っている場合であっても、施設の持続ができなくなってしまうことは区民にとって大きな損失が生じます。

   区は福祉人材の数の確保、十分なスキルのある職員の確保・育成が必要と思われます。品川区では社会福祉協議会が社会福祉士の養成を行っています。また、2018年6月16日の日本経済新聞には「介護職に就く新卒向け、奨学金返済肩代わり 都、事業者に最大月5万円」という記事も出ました。

   わが区としても、ほかにない工夫をして人材を育成したり、中野区内で長期間働いてもらえるようにする工夫などを求められていると思われますが、どのようにお考えでしょうか?

 

    中野区内には障碍者手帳を持つ障碍者だけでも8000人以上います。区民の45人に1人以上です。また、厚生労働省が今年4月9日に発表した障碍者の人口比率は推計7.4%でありこの数字を用いれば区民の約14人に1人、知的能力に限ってみてもIQが75以下の人は人口の約5%いるとされますから無自覚な人も含め20人に1人となります。区民の声を聴くという時、区民の中にこうした障碍当事者及び家族や支援者が想定されていないとしたら問題です。しっかりと工夫をして当事者の声を聴く区政となるよう期待をしつつ私の質問といたします。


区長:今後のMICEについて区の考え方でございます。平成29年11月の日本エイズ学会及びエイズウィークス、平成30年11月の障害者歯科学会の開催により学識経験者、医療関係者、福祉関係者などが日本全国から訪れ多くの方々に中野区を知っていただく良い機会を得ることができたと感じております。中野区でのこれらの学会の開催に伴い会場や商店街でのフラッグ掲出の調整、学会やイベントなどの情報発信を行ったところでございます。2回の大規模な学会の開催経験を得て、区としてMICEをすすめていく上で必要な民間企業・団体や商店街など関係者との連携体制を構築することができました。学会を始め博覧会や展示会等の開催により、多くの来場者が中野区に訪れ地域に滞在する機会が生まれる。このような機会の創出を通じて活力あるまちづくりを進めたいと考えています。今後も積極的に誘致を進めたいと考えております。次に中野サンプラザの後継施設についてのご質問でございます。現在検討を詰めている中野駅北口駅前エリア再整備事業では中野サンプラザの DNA を継承し、大規模集客交流施設やホテル、会議室、それから宴会場などの機能を整備・誘導したいと考えております。そうした施設において行われる催事には多様な人々が訪れることを踏まえてユニバーサルデザインに配慮するとともに周辺の施設や大学などとの連携を図って利便性や回遊性の向上を図ってまいります。


政策室長  区は中野区ユニバーサルデザイン推進条例及び中野区ユニバーサルデザイン推進計画の検討にあたって中野区ユニバーサルデザイン推進審議会における審議過程で障がい者や高齢者・子育て世代・ LGBT などを対象としてヒアリングを行うなど多様な区民の声を伺ってきてます。このユニバーサルデザイン推進計画に基づく施策や取り組みについて継続的に評価・点検を行い、施策の持続的な改善向上を図って、広く当事者の意見の声をお伺いし、見直しなどに反映していくことが重要と考えております。知的障がいがある方ご本人の意思やご意見を伺う機会につきましても積極的に作っていきたいと考えております。

    次に中野区パートナーシップ宣誓制度について宣誓書受領等の交付状況やニーズについてでございます。本日現在で14組にパートナーシップ宣誓書と受領証を交付しております。このうち本人の希望によって公正証書等受領証も併せて交付した件数は3組でございます。宣誓書の受領証を交付している先行自治体のうち、渋谷区は制度開始から3ヶ月で7組。世田谷区は17組であり、人口規模を勘案すると制度開始時の中野区の交付件数は多いという印象を持っております。パートナーシップ宣誓書等受領証の交付を受けることで当事者お二人の関係を確認するとともに対外的にお二人の関係が説明しやすくなるなどの記載があったものと考えています。次に民間事業者・区民への取り組みについてでございます。区として区民や事業者に対してパートナーシップ宣誓の取り組みとともに性的マイノリティへの理解を広めていく取り組みが必要であると考えております。パートナーシップ宣誓書等受領書の交付を受けた方たちが今後の受領証を提示することが想定されます不動産事業者、医療機関、金融機関など民間事業者などに対しまして十分なご理解いただけるよう制度の説明等をしているところでございます 。


教育委員会事務局次長 私からはユニバーサルデザインについて、学校での対応についてお答えいたします。まずユニバーサルデザインの副教材への取り入れございます。ユニバーサルデザインの考え方につきましては、これまでも人権教育や道徳教育など学校における教育での様々な場面で指導をしている所であります。各教科等におきまして、例えば小中学校での社会科や家庭科、道徳、総合的な学習の時間などで学習してきております。教材としては各教科等の教科書のほか、本区独自に作成したデジタル福祉教材「あおぞら」において既に取り上げてるところでございます。新たな教材の掲載につきましてはこれまでの教材との整合性を図りながら検討してまいります。次に標準服の選択についてでございますスカートをズボンに変更したいなど標準服に関する申出があった場合につきましては各学校において学校長の判断により柔軟に対応しているところでございます。標準服の設定取扱は学校長の専管事項となりますがすべての生徒がより他者の目を気にせずズボンやスカートを性自認に合わせ、自然な形で選択できるものに変えるなど、教育委員会としてユニバーサルデザインの趣旨を踏まえた対応が促進されるよう今後の学校長に働きかけていきたいと考えております。

   次に医療的ケアを必要とする子供の教育を受ける権利でございます。すべての子どもが等しく教育を受ける権利がございます。医療的ケアが必要な子どもの就学にあたっても就学相談の中で障害の状態や特性を確認し、最も適切な学びの場を確保して参ります。区立小中学校に通う児童生徒につきましては就学相談の中で得た情報をもとにその児童生徒に必要な医療的ケアが実施できるような準備を行ってまいります。


健康福祉部長 福祉施設における人材育成のご質問についてお答えいたします。区は従事者を対象に福祉サービスを担う人材育成研修を体系的に実施するとともに適切な支援が提供できるよう障害者福祉等のサービスの質の向上に努めているところでございます。また福祉人材の確保策と致しましては中野区社会福祉協議会等と協力して中野区福祉のしごと相談面接会を開催いたしまして、福祉のしごとや資格に関する相談などを受けているところがございます。今後も福祉施設において必要とされる支援の内容の把握に努めながらより効果的な福祉人材確保に向けた取組につきまして検討してまいりたいと考えております。


# by wishizaka | 2018-12-15 01:16 | 議会内の活動(質問など) | Trackback

 杉田議員のLGBTに関する発言を巡り、有志の自治体議員のメンバーとともに抗議声明を提出しました。


<概要>
 杉山水脈議員の月刊誌での投稿記事内容についてLGBTに関する無知や偏見が垣間見られるものであったため、他の自治体と有志で抗議声明の提出を行いました。

( なお、この記事は進捗に応じて、情報の更新をしてまいります。  最新更新 2018年8月4日2:00頃)


index
(1)抗議声明提出にあたっての経緯
(2)発端となった新潮45における杉田議員の記事の概要
(3)私が気になった杉田議員の無知や偏見などによる色眼鏡に対する私の意見。
(4)議連が自民党に提出をした抗議声明文
(5)当日の流れ等
(6)報道 (主なもの)
(7)元職を含む、国会議員や首長の発言。 (主なもの)
(8)参考情報
(9)自民党党本部の見解
(10)自民党党本部の見解に対する声明
(11)世論の反応


(1)抗議声明提出にあたっての経緯
 杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌「新潮・45」(平成30年8月号)への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」などと述べました。
これについて、LGBT自治体議連の呼びかけ人でもある関東のオープンリーの当事者議員5人(前田文京区議、上川世田谷区議、石川豊島区議、細田入間市議、中野区議である私)で対応を話し合い有志での抗議声明文の文案検討を始めました。そうしていた時に7月27日に参議院議員会館そば(自由民主党本部の向かいにあたります)にて抗議集会が開かれるとの情報が入り、タイミングを合わせる形で自民党本部に抗議声明を提出することにいたしました。そして、都合がつかなかった細田議員を除き、都内のLGBTの当事者議員4名で参議院議員会館そば(自由民主党本部の向かいにあたります)での街頭アクションへ参加し、その後その足で自民党党本部に書面を持参し、(職員は勤務時間外になるとのことで警備員の方に)受け取ってもらいました。
(2)発端となった新潮45における杉田議員の記事の概要
★0 タイトル 「LGBT」支援の度が過ぎる
★1 朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをません。……背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です。
★2 しかし、LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか。もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます。職場でも仕事さえできれば問題ありません。多くの人にとっても同じではないでしょうか。
★3 LGBTの当事者たちの方から聞いた話によれば、生きづらさという観点でいえば、社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。……これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが、生きづらさに関わっています。そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会ではないでしょうか。
★4 「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。
 例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいる」
★5 自分が認識した性に合ったトイレを使用することがいいことになるのでしょうか。……Tに適用されたら、LやGにも適用される可能性だってあります。自分の好きな性別のトイレに誰もが入れるようになったら、世の中は大混乱です。
★6 最近はLGBTに加えて、Qとか、I(インターセクシャル=性の未分化の人や両性具有の人)とか、P(パンセクシャル=全性愛者、性別の認識なしに人を愛する人)とか、もうわけが分かりません。なぜ男と女、二つの性だけではいけないのでしょう。
 オーストラリアやニュージーランド、ドイツ、デンマークなどでは、パスポートの性別欄を男性でも女性でもない「X」とすることができます。LGBT先進国のタイでは18種類の性別があると言いますし、SNSのフェイスブック・アメリカ版では58種類の性別が用意されています。もう冗談のようなことが本当に起きているのです。
★7 多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、同性婚の容認だけにとどまらず、例えば兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころか、ペット婚、機械と結婚させろという声が出てくるかもしれません。現実に海外では、そういう人たちが出てきています。どんどん例外を認めてあげようとなると、歯止めが効かなくなります。
★8 「LGBT」を取り上げる報道は、こうした傾向を助長させることにもなりかねません。朝日新聞が「LGBT」を報道する意味があるのでしょうか。むしろ冷静に批判してしかるべきではないかと思います。
 「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません。
(3)私が気になった杉田議員の無知や偏見などによる色眼鏡に対する私の意見。。
★0( 「LGBT」支援の度が過ぎるについて)
 ⇒度が過ぎる以前に、法律的な根拠のある支援策がなく、通知・通達レベルや自治体の条例や要綱レベルの取り組みしかなく、必要な手立てがほとんどなされていないに近い状態です。
★1 (朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは…その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげよう… について)
 ⇒確かに、生きづらさを解消し、多様な生き方を認めるということは私にも感じられます。しかし、新聞の報道において、それはLGBTに限定されているものであるとは私には思えないということがあります。障碍者、高齢者、外国人、妊産婦を含む女性、生活困窮者、様々な病気を抱えた人等様々な人の抱える生きづらさや多様な生き方について取り上げられているかと思います。ただ、これまで取り上げられる機会が少なかったLGBTに関して伸び率が高いということは言えるかもしれませんが。
★2 (…私自身は気にせず付き合えます。職場でも……多くの人にとっても同じではないでしょうか。… について)
 ⇒杉田議員の周りでは、あまり事例がないのかもしれません。また、20年前と比べたら、「気にせず付き合える」「仕事上も問題がない」と考える人が増えています。しかし、数が多いか少ないかは主観による部分が大きいかと思いますが、ゲイやレズビアンであることによって友達を失ったり、仕事を失ったり、就職に不利になった経験を持つ人が私の周りにはいました。気にして付き合わない人や仕事ができても問題であるととらえている人は今でも一定社会にいる状況であり、その解消により近づける取り組みを進めていくことが必要であると感じています。
★3 (……自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。…… について)
⇒ どうして親が理解をしてくれないのかについては、親御さん自身に偏見や色眼鏡があるとともに、世間や社会に差別や偏見が存在していることがへの心配が存在している場合が多いのだと思います。
★4(「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。…… について)
⇒行政職員はLGBTも、そうでない様々な少数者や多数者のひとを含め、行政は国民や住民が抱えている困りごとに耳を傾け、すべての行政サービスをより良い形で提供する奉仕者であると思います。また、子どもを作らない、作れない男女のカップル・夫婦もいます。一方妊活をしたり、子育てをする女性カップルは国内でも増えてきており、また、男性カップルが養育里親となるケースも出てきています。
★5(自分が認識した性に合ったトイレを使用することがいいことになるのでしょうか。……Tに適用されたら、LやGにも適用される可能性だってあります。自分の好きな性別のトイレに誰もが入れるようになったら、世の中は大混乱です。 について)
⇒トランスジェンダーには、
・性別適合手術を受けていないトランスジェンダー (戸籍上の性別=生まれ持った性別=現在の性器の性別=服を着たうえでの現在の見た目の性別⇔自分が認識をしている性別 )
・性別適合手術を受けて戸籍上の性別も変更したトランスジェンダー(戸籍上の性別=現在の性器の性別=服を着たうえでの現在の見た目の性別⇔自分が認識をしている性別⇔生まれ持った性別)
のどちらかしかないと思われていらっしゃる節があります。
 「生まれた時の性別も戸籍上も男性だけれども、性自認は女性、見た目も性別適合手術を受けて女性である場合」、「生まれた時の性別は女性、服を着たうえでの見た目は男性、外性器はペニスがない場合」、「性別適合手術は受けていないので性器は変わっていないが、ホルモン治療によって洋服を着た状態での見た目は戸籍上の性別と異なる場合」などが想定されていないようです。
★6(……I(インターセクシャル=性の未分化の人や両性具有の人)とか、……SNSのフェイスブック・アメリカ版では58種類の性別が用意されています。もう冗談のようなことが本当に起きているのです。)
 見える化が進んだのは最近かもしれませんが、昔から様々な性別・性的指向・性自認の人がいました。その言葉を認めないことで、存在が消えてなくなるわけではありません。特に「インターセクシャル」と書かれている方々については、なぜそうなるのかは人によって異なるわけですが、性染色体がXYやXYではなく、XO(X一本のみ)のターナー症候群の方やXXYのクラインフェルター症候群の人は昔から、一定程度産まれています。そして、本人の意思にかかわらず、物心つく前に、男性か女性の2分法に手術によって矯正して合わせるということが長年行われてきました。しかし、男性でも女性でもない身体を無理やりどちらかに合わせるということで、一度の手術で済まずに何度も体にメスを入れられ苦しんだ経験のある当事者の方もいます。また、戸籍上男性を割り振られた当事者の方で思春期に胸が大きくなってきて大変な思いをされたという方もいます。
★7( 多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、……、歯止めが効かなくなります。  について)
 ⇒LGBTに関するの多様性を認めた結果、歯止めが利かなくなって社会が崩壊した国はないと思われます。また、千葉県流山市が地域おこしのために行った恋届では、漫画やアニメのキャラクターなど実在しない人物との恋届の提出が認められましたがこれについてもその地域社会が崩壊したという話はありません。
★8 (「LGBT」を取り上げる報道は、こうした傾向を助長させることにもなりかねません。…… について)
 
⇒日本人は旧石器時代や縄文時代から現代にいたるまで、常識を次々に変え、何が普通であるかも変化をし続けてきました。しかし、八百万の神の信仰、稲作の受け入れ、仏教の受け入れと17条の憲法の制定、渡来人の受け入れ、遣隋使や遣唐使の派遣と廃止、平安遷都、幕府による武家政治、皇室の南北朝の対立、下克上、鎖国、開国やキリスト教の解禁、明治維新、2度の世界大戦を経て、常識や普通は変わり続けてきました。しかし、秩序がなくなって社会が崩壊したりすることはありませんでした。LGBTに関することはそれなりの社会インパクトがあるかもしれません。しかし、日本社会がそれによって秩序がなくなったり、社会が崩壊したりするほど日本社会はやわではないと思うのです。

(4)議連が自民党に提出をした抗議声明文
 合意形成の時間がない中ででしたので、議連全体で作成したものではなく、呼びかけ人が有志として作成をいたしたものです。 
(以下、声明文)

「衆議院議員 杉田水脈氏の寄稿文に関する抗議声明

自由民主党
総裁 安倍晋三殿
貴党所属の衆議院議員 杉田水脈議員が、月刊誌「新潮45」8月号に「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題する文章を寄稿しました。この寄稿文は、事実誤認と偏見に基づいており、地域に根ざしたLGBT施策に取組む私たちLGBT自治体議員連盟世話人として、看過できないものであり、強く抗議するものであります。
今、自治体では、LGBT当事者やその支援者が声をあげ、こうした声に自治体議員や行政が向き合い、支援や制度設計を始めています。党派を超えた動きによって、LGBTに関する請願・陳情が全会一致で可決される自治体も出てきています。
杉田議員の寄稿文はこのような自治体の動きを否定するばかりでなく、根強いLGBTへの差別や偏見を助長するとともに、子どもを産まない人、産めない人、障碍や病気等によって経済的な自立が難しい人をも否定するものであり、決して許されるものではありません。
自民党はこうした声を真摯に受け止め、所属議員に対する啓発を進め、性的指向や性自認に関し、国民の尊厳を傷つけ、否定する発言を行う場合には責任ある公党として必要な処分を行うよう、強く求めます。
私たちは改めて、差別や偏見と闘い、自治体におけるより良いLGBT施策を実施するために全力を尽くす決意であることをここに表明いたします。
以上
LGBT自治体議員連盟世話人一同
前田邦博(東京都文京区議会議員)
上川あや(東京都世田谷区議会議員)
石川大我(東京都豊島区議会議員)
石坂わたる(東京都中野区議会議員)
細田智也(埼玉県入間市議会議員) 」

(以上が声明文です)




(5)当日の流れ等
 7月27日について当初は時間をかけて賛同人を集めて声明を発表ということも考えていましたが、7月27日の夜に街頭での抗議活動が開催されるとの情報が入ったため、時機を合わせた提出となりました。
 あらかじめメンバーが提出に伺う旨、電話連絡をしたさいに、時間的に警備員による受取になるとのことでした。
19時から街頭でのアクションが開始され、19時15分過ぎ頃から、LGBT自治体議員連盟呼びかけ人・有志による、各員の挨拶と、全員での抗議声明の読み上げ。19時30分ごろに自民党党本部にいったところ、建物内ではない敷地内(門を入った屋外)での対応となり、当初警備員の方は上からの指示(おそらくは警備会社の上司)によって書面は受け取れないとのことでした。
事前に連絡をしてある旨を伝え、どうしても受け取ってもらえないのならと口頭でということで、その場で書面を読み上げました。そうしたところ、書面は受け取り党の職員に渡すがが、対応は週明けになると思う。とのことでした。
週明けに他のメンバーから聞いた話では、職員の手元にはきちんと渡ったようとのことでした。
今後の自民党の対応等について、きちんと見守っていきたいと思います。

(6)報道 (全て網羅できているわけではありません)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201807270001107.html 「差別をするな」杉田水脈氏の辞職求め大規模デモ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072701219&g=pol 杉田氏寄稿に抗議集会=自民本部前
https://www.asahi.com/articles/ASL7W6GMRL7WUTFK01H.html 杉田氏発言に「自民は許してはならない」 石破氏が批判

(7)元職を含む、国会議員や首長の発言。
当事者の声の高まりもある中、これをめぐる様々な国会議員等の発言が出てきています。
全て網羅できているわけではありませんが、一部紹介をいたします。
腰が引けてしまっている部分もないとは言えませんが、ここでは、「あの時こうおっしゃったのだから、きちんと対応や取組を進めてくださいね」と言える部分、今後の施策の後押しとなるような部分をきちんと押さえておきたいと思います。
 
自民党・石破茂元幹事長「LGBTという方々がいる。日本人の8%いるといわれています。12・5人に1人が、そういういろんな考えを持っています。「生産性がない」なんてことを言ってはいけない。それが許されるようであって、自民党の多様性とは言わない。懐が深いとは言わない。人の気持ちを傷つけて、平然としているような自民党であってほしいと思っていない。」( 講演での発言にて 朝日新聞7/28より)、「平気で人権を傷つけてしまう言動が、最近の自民党にないとは言わない。お咎(とが)めなしが自民党の懐の深さとは思わない」
(朝日新聞「『指導』にとどめた党本部の対応は不十分、との認識を示したものとみられる。かっ)(2日夜、都内でのパーティーで発言 朝日新聞8/3より)

公明党・谷合正明参議院議員(LGBT議連事務局長)「ある自民党議員の『生産性』がないとの誌上での発言は、LGBTだけでなく、共助社会・共生社会を構築する上で相容れない」( ご自身のTwitter7/25 )
自民党二階俊博幹事長:「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観、考えがある……右から左まで各方面の人が集まって自民党は成り立っている。別に大きな驚きを持っているわけではない……当事者の方が社会、職場、学校でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」(7月24日記者会見にて BuzzFeed7/24より)
自民党・武井俊輔前外務政務官「一部の特殊な犯罪者やテロリストを除けば、生産性のない人間などいません。劣情を煽るのは政治ではなくて単なるヘイト。」(ご自身のtwitter 7/19)
自民党・橋本岳自民党厚生労働部会長「生きづらさを抱える人たちが、自分らしく生きられるようにするための福祉行政全般を否定していると受け止められかねない」(朝日デジタル 7/23 )
自民党・吉田博美参院幹事長「(性的少数者の)皆さんの人権も、しっかりと大事にした発言をすることが必要じゃないか」(7月24日記者会見にて 朝日デジタル7/24より)
自民党・菅義偉官房長官は同日の記者会見で「国会議員の一つひとつに、政府の立場でコメントすることは控えたい。……(記者から「政府としてLGBTについて理解増進を進めていく方針に変わりないか」との質問に対し、)「今まで申し上げてきた通り」(7月24日記者会見にて 朝日デジタル7/24より)
自民党・加藤勝信厚生労働相「「個々の発言についてコメントすることは差し控える……厚労省は様々な環境にいる方々が、それぞれの希望と思いを実現できるよう施策を推進している。引き続き、そうした観点に立って施策を進めてきたい」(7月24日閣議後会見にて 朝日デジタル7/24より)
自民党・稲田朋美元防衛相「平成28年2月、自民党政調会長だった私は、LGBTの方々が自分らしく、人として尊重され、活躍できる社会を実現するため、特命委員会を立ち上げた。今、この委員会ではLGBTの理解増進のための議員立法の作業中だ。私は多様性を認め、寛容な社会をつくることが「保守」の役割だと信じる。平成28年2月、自民党政調会長だった私は、LGBTの方々が自分らしく、人として尊重され、活躍できる社会を実現するため、特命委員会を立ち上げた。今、この委員会ではLGBTの理解増進のための議員立法の作業中だ。私は多様性を認め、寛容な社会をつくることが『保守』の役割だと信じる。」(ご本人のtwitter 7/24)
自民党・小泉進次郎筆頭副幹事長 「(生産性がないなどとの発言に対し、)あれはありえない」( ニコニコ動画の番組にて視聴者からの質問に対して 7/31 )
日本維新の会・松井一郎大阪府知事 「(「オカマもゲイも納税者だから生産はしているでしょ」とツイートとし、削除。その後、) 不適切な表現がありましたので、謝罪して訂正致します。性的マイノリティの皆さんも日本社会の中で様々な生産に携わっています」 (ご本人のtwitter7/24 及び BuzzFeed7/25より)
立憲民主党・山内康一国対委員長代理「『生産性』という言葉を使うこと自体、非常に違和感を覚える。子どもを産まない人間は価値がないかのような言い方であり、言語道断だ。こういった人権無視の発言をする国会議員がいること自体、同じ国会議員として恥ずかしく思う」(7月24日記者会見にて BuzzFeed7/25より )

無所属・小西洋之参議院議員「杉田議員の見解は、右とか左とかという次元のものではない。憲法にも国連人権規約にも反する暴挙だ。二階氏の発言は『自民党には(安倍総理だけでなく)ヒトラーからムッソリーニまでいます』という発言に等しい。」(ご本人のtwitter 7/24)
立憲民主党・尾辻かな子副幹事長「杉田氏はまるでLGBTが税金を使われる存在かのように示していますが、その税金の中には、LGBTの納税者が払っている分も当然あるわけです。独身であれば、控除も少なく、より多くの税金を払っている存在であることも指摘しておきます。……世界人権宣言、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」。人の価値は、生産性にあるのではありません。子どもがいる、いないにあるわけではありません。すべての人は、生きているそのこと自身に価値があることを強く申し上げておきます。」(ご本人のtwitter7/20)
共産党・小池晃党書記局長「無知、無理解、悪意に満ちた偏見で、あまりに悪質な発言。生産性がないというのは、個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。議員の資質に関わる重大な発言だ……杉田議員個人の問題ではない。比例代表として公認し、国会議員にした自民党の責任が問われる。杉田議員は、ツイートで、大臣クラスの自民党議員からも、『間違ったことを言っていない』と言われたと。誰なのか明らかにする必要がある……発言の全面的な撤回と謝罪を求めたい。こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権、LGBTの尊厳について語る資格のない政党だとなる」(7月24日記者会見にて BuzzFeed7/24より)
国民民主党 玉木雄一郎共同代表「「極めて問題だと思う。多様性を重視する我が党としては、看過できない問題。杉田議員本人、自民党に対しても抗議の意を表する。……ある意味ナチスの優生思想にも繋がるような問題であり、生きづらさを抱えながら、悩んでおられる当事者にとっては耐え難いもの。我が党としても強い抗議の意を表したい」(7月24日記者会見にて  BuzzFeed7/24より)」
無所属 鳩山由紀夫元首相「人間は目的であって手段ではない。自民党にかつて「女は子どもを産む機械である」と発言した大臣もおられたが、今度は杉田水脈議員が「LGBTのカップルは子どもを作らない、つまり『生産性』がない」と月刊誌で主張した。世の中には子どもを作らない愛もあるのだ。彼らにも堂々と人生を歩んで貰いたい。(ご本人のtwitter7月24日)
無所属・寺田学衆議院議員「「政党間のせめぎ合いを抜きに、色んな党の人間が一つの共通の価値観を持って活動するのが超党派の議連です……特定の党を批判する目的ではなく、ある意味普遍的な意見として、政党の影を消した形で意見を出す意味は大きい。そもそも、そういう目的のために作られたのが、この議連のはずですから……杉田さんのような考えを内心で持つことは自由ですが、国会議員の公的な発言である以上、国会として、我々が目指す国の形は杉田さんの考え方に沿ってはいないことを示すべきだと思います」(7月26日にBuzzFeed Newsの取材にて BuzzFeed7/27より
立憲民主党・枝野幸男代表「 立憲民主党の枝野幸男代表は30日の党会合で、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌への寄稿で性的少数者(LGBT)への行政支援に疑問を示したことを「人権に対する意識の欠落という深刻な問題として許してはいけない」(7月30日党会合にて(産経ニュース《オンライン版》7月30日)
橋下徹元大阪市長・元大阪府知事「僕は"ネトウヨ"という言葉が嫌いだけど、ネットの中には、いわゆる"国士気取り"、威勢の良いことを言っているような人を応援する一部ユーザーがいる。そういう人たちに拍手喝采を受けながらずっとやってきた人。彼女の意見は意見として、特定の個人の名誉を毀損しない限り表現の自由だとも思うが、僕は絶対に反対だ。税金使っている国会議員だし、日本で一番生産性がないのはお前だ。アホか!……(かつて、日本維新の会にも所属していたことに対して)ポンコツの一人だ。責任の一端は僕にもある。応援に来てくれと言ってきたから行ったのに、一度選挙に落ちたら、橋下はなんだかんだと言って批判してきた"自分は「保守」だ、日本の歴史や伝統文化を守れ""国を背負ってとか"言っている連中に限って恩知らずが多い。礼儀がなってない。その後、一生懸命"国士気取り"活動しているうちに目に止まったのか、自民党で出て通った。なんで安倍さんは選んじゃったのか。自民党というのは、そういう議員まで全部抱え込んでいくから。でも、こういう国士気取りはもうダメだ」(AbemaTV『橋下徹の即リプ!』(7/26放送 7・30abemaTIMESオンライン記事)

自民党・宮川典子文部科学政務官(自民党「性的指向・性自認に関する特命委員会」元事務局長)「基礎的な知識が足りず専門用語の使い方などが適切ではないというのは深く反省しなければなりません。……未熟な知識で配慮に欠ける発言をすることは厳に慎むべきだと思います。私としては、特命委員会が当事者の皆様と積み重ねてきた緻密な議論を無にするような言動には、強く猛省を促していきます。また、言うまでもなく、そしてこの問題に限らず、よく理解できていないことに真摯に向き合い理解を深めていくことは、一人の人間として常にもっていなければならない心構えなのではないでしょうか。その姿勢こそが今、必要とされているのだと思います。」(ご本人のfacebookにて 8/2)
 

自民党・安倍晋三首相「(人権と多様性の尊重は)政府与党の方針」(8/2 視察先東松島市での記者からの質問に回答 8/2 朝日デジタルより)


自民党・野田聖子総務相「意見という以前に差別や偏見の類いではないかという懸念。生産性という言葉が適切な言葉かどうか。私は適切だとは思っていない」(8/3 閣議後記者会見 産経ニュース8/3より)

自民党・鈴木俊一五輪相「多様性が社会の発展につながっていく側面もある。多様性に配慮して発言すべきだ」(朝日新聞8/3より)




(8)参考情報
《情報提供》
障碍者団体からの動きも出てきました。
【障害者と患者の尊厳ある生を守り、推進する会(仮)「衆議院議員 杉田水脈氏の発言は出産できない障害者や患者の人権をも踏みにじるものとして抗議します」http://www.arsvi.com/o/s18.htm




(9)自民党党本部の見解
https://www.jimin.jp/news/policy/137893.html
「今回の杉田水脈議員の寄稿文に関しては、個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現があることも事実であり、本人には今後、十分に注意するよう指導した。」

「各国の法制度等を調査研究しつつ、真摯かつ慎重に議論を進め
議員立法の制定を目指していく。」

 とのこと。党としてこうした見解が公式に出されたことは、一歩前進だと思います。
 しかし、見解を示して終わりというのではなく、しっかりと今後どのように取り組みを進めていくのかをチェックしていくとともに、必要な指摘を引き続きしていくことが重要だと思います。


(10)自民党本部の見解に対する声明。

f0121982_01554688.jpg


(11)

【 杉田氏寄稿、自民対応に「問題」6割 朝日新聞世論調査:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL86…。
「自民支持層でも『問題がある活』が47%で、『問題はない』38%を上回った」
https://www.asahi.com/articles/ASL865G37L86UZPS002.html 】



# by wishizaka | 2018-08-01 12:53 | 国政や自治体全般の動きなど | Trackback